小学校低学年を対象に健全育成を目指す理由2つ

2015.06.05 (金)

子の声傾聴会では「非行の兆しを見せた小学校低学年の子どもを、素直なまま成長させる事」をビジネスにしています。

小学校低学年を対象にする理由は2つ。

まず、時期的なものです。

小学校低学年は、可逆性に富む事、自分の考えを伝えられる事、周りの考えを受け入れられる事、基本的な善悪の判断を形成する時期である事、社会性が育まれる時期である事、非行の兆しが現れる事などの特徴があります。

小学生前の子どもですと、まだ十分に自分の考えを伝えられません。幼児特有の仕方がない行動なのか、非行の兆しなのか、判断がつかない部分も多いです。

小学校高学年になると、思春期に入り難しい時期になります。周りの考えを受け入れられなくなります。勉強が忙しくなる子もいます。

2つ目は、単純にかわいいからです。

小学校低学年の子どもは、ちょっと成長した幼児です。まだまだ幼児の面影が顔に残ります。一生懸命で危なっかしい感じです。この後、小学校高学年になって思春期を迎え、急激に背が伸び、顔も大人っぽくなります。自我も出てきて自分の考えを持ち始めます。顔に幼児の面影はなくなります。私は一生懸命で危なっかしい子どもが好きです。彼らを見ると、手を差し伸べたくなります。幼児の面影が残る子どもに接することができる仕事をしたいと思っていました。

上記の小学校低学年の特徴などは、もちろん簡単に線引きができるものではありません。時期的なもので個性があるので、早い子もいれば遅い子もいます。が、だいたい時期的なものとかわいさで、小学校低学年を対象に、健全育成の仕事をしようと考えています。

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