子どもが非行に走るのを防ぐために、気をつけるべき大事な点とは
私は「子どもが非行に走るのを防ぐには、男性的価値観から抜け出すこと」と伝えています。男性的価値観とは、悪者に憧れを持つ価値観のことです。人に迷惑をかけたり、犯罪をすることにステータスを感じることです。
チンピラのような風態、格好、服装、雰囲気。周囲を威圧するような車、運転。サングラスや威圧的なアクセサリーをつけたり。このようなことも、男性的価値観に含みます。ですので、男性的価値観から抜け出すとは、このようなファッションを卒業することを意味します。
このようなことを書くと、「人を見た目で判断するのか」「ファッションや持ち物は表現の自由だ」「人権だ」などという声が上がると思います。
今の社会の流れからすると、確かに男性的価値観から抜け出すことを提唱することは、「見た目で判断されるから見た目を変える」や「ファッションや持ち物などと表現の自由を認めない」などの意味になると思います。
ですが、「人を見た目で判断するのか」「ファッションや持ち物は表現の自由だ」「人権だ」などという声は、悪いことをする人間の「逃げ」でしかないのです。
犯罪者や人に迷惑を掛ける人間は、そのことを指摘されると言い訳をするのですが、その際によく使われる言葉が、「表現の自由」や「人権」や「人を見た目で判断するな」なのです。これらは、人に迷惑をかけたり、犯罪を犯したりする際の言い訳、「逃げ」でしかありません。
今の社会において、「権利」や「自由」とは悪いことをする人間の都合の良い上等文句なのです。
見た目と非行は間違いなく関係があります。どっちが先かはわかりません。どちらの場合もあり得るのだと思います。非行に走るから見た目がチンピラのように近づくのもありますし、チンピラのような格好をするから非行に走るのもあり得るのです。
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