非行対策のモチベーションはどこから来るのか
モチベーションは「社会的な意義」と「個人的な利益」のバランスです。私は非行対策プランナーとして情報を発信していますが、その労力は「社会的な意義」と「個人的な利益」の両方があるからこそ続けられるのだと思います。社会的な意義だけではありません。
「仕事をゼロからつくって成功するには、社会的な意義が必要」だと聞いたことがあります。起業本を開くと、仕事のビジョンには「世界を◯◯でいっぱいにすること」「世の中から◯◯な人をなくすこと」「◯◯で笑顔をいっぱいにすること」という社会的な意義が手本として並んでいます。
しかし、私がこの活動を続けるには社会的な意義だけではモチベーションが続きません。途中で頓挫してしまいます。社会的な意義という自分にとってメリットがあるようなないような建前だけではなく、やはりはっきりとした個人的な利益があるからこそ、モチベーションを保っていられるのだと思います。
私が非行対策プランナーの活動をする個人的な利益は、自分の子育てに活かせると思ったからです。この活動で得たものを、私は自分の子育てにも応用しているのです。
情報やノウハウは、得た後にアウトプットした方が圧倒的に早く深く自分のものになります。だから私は情報発信をとおして得たものを自分のものにしているのです。得た情報をアウトプットすることで、自分の子育てに役立てようとしているのです。
仕事とは情熱を注げるに値するものです。ですが「仕事がつらい」のも事実です。そんなつらい仕事を続けるモチベーションが社会的な意義だけでは、とてもとても続きません。目に見えるはっきりとした個人的なメリットが必要であり、それは私にとっては「自分の子育てに活かせる」からなのです。
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