子どもにいじめや友人とのトラブルが発生したときのため、家族が普段から気をつけるべきこととは

2016.06.20 (月)

子どもと、なんでも話せる雰囲気を作っておくことが重要になります。

 

子どもに何か問題が発生した時は、子どもから話をしてもらう必要があります。例えばいじめや友人とのトラブルが学校で発生したとして、家に帰って落ち込んでいる子どもに向かって「何かあったの?」と聞いたところで、簡単には事実を話してくれません。

 

「何でもない」と答えるのが関の山でしょう。子どもはいじめの原因やトラブルを親に自分から話すことはありません。子どもなりに、「ごたごたを家庭に持ち込みたくない」と思っていたり、「話をすれば親から怒られるかも」と思っていたりするのです。

 

普段から、子どもと何でも話ができる雰囲気作りをしておきましょう。普段からの積み重ねが大事になります。急に「何かあったの?」と聞いたところで、子どもの心は「よし、話そう」とはなりません。普段からの、子どもの声に耳を傾ける習慣がものを言います。

 

普段、怒ってばかりで子どもの言うことを頭ごなしに否定していては、子どもは話をしようという気になれません。普段、積極的に子どもの言うことを拾い上げ、子どもが積極的に話をしやすい環境を意識して作ろうとするから、いざという時に子どもが重い口を開くのです。

 

子どもの言うことを積極的に理解しようと努めるからこそ、いざ、いじめやトラブルが発生したときに、「親に話をする」という選択肢が、子どもに出てくるのです。言葉足らずの子どもは、不完全な言葉で自分の内面を表現しようとします。それをくまなく日々、拾い上げる作業の末に、子どもが何でも話をできる雰囲気が待っているのです。

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