なぜ職質思考をトレーンングするのか

2017.12.23 (土)

職質思考をトレーニングする理由は2つあります。

 

 

1つは、警察官が働いている世界は、常に犯罪と対面しなければならない油断のならない世界だらからです。そんな身近に犯罪がある環境の中で、日常の何気ない中から犯罪を見抜いたり、同僚と競って犯罪者を捕まえたりする世界だと言うことです。そこから学ぶことは多いのです。

 

 

そしてもう1つは、にもかかわらず誰もその価値に全く気づいておらず、警察官たちが言う言葉は何かと「誇りと使命感」とか「公正で親切」とか「清廉にして堅実」と言った精神論や美学で片付けられているのです。この「見向かれぬ価値」に目をつけ、警察官の世界観に触れて役立ててもらうのが理由です。

 

 

例えば、あなたの家に突然、警察から電話がかかってきたとします。内容は、あなたの子どもが駅前のスーパーd万引きをしてガードマンに捕まってしまった、と言うものです。

 

 

何も知らないあなたはには、不安が襲ってきます。

 

 

「子どもは犯罪者になってしまったのだろうか」「警察に捕まって前科がついてしまうのだろうか」「前科は取り消せないのか」「犯罪者にならないようにうまく立ち回る方法はないのか」「子どもが万引きなぞせず、非行に走らないで成長するにはどうすればいいのか」「子どもが万引きしないように防ぐことはできなかったのか」などなど。

 

 

ですが、ここでもしあなたに職質思考があったならば、冷静に対処できるはずです。そもそも子どもが万引きすること自体を防ぐことができたはずなのです。

 

 

職質は、犯罪者を見つけるためのテクニックや犯罪者を捕まえるための知識かもしれませんが、その背後にある職質思考は、犯罪に対する世界観でもあります。この世界観を知っているのと知っていないのでは、子どもの成長を見守る過程においても、街を歩く際の防犯においても、犯罪に遭遇した際の対処においても、違ってくるのです。

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