非行を防ぎ、素直な子どもへ

追い越して行けないことはありません。追い越しはオッケーです。ただし、速度などの交通違反には注意しましょう。

高速道路でもそのほかの道路でも、一般の車と同じようにパトカーを追い越すことはできます。

パトカーなどの警察車両は、法定速度や指定速度以上に速度を上げて走ることがほとんどありません。法定速度や指定速度ギリギリの速度で走っているはずです。

それに対して一般の車は、法定速度や指定速度よりも速度を上げて走行することがほとんどだと思います。厳密に言えば法定速度や指定速度よりも速度を上げて入れば交通違反なのでしょうが、警察官にとって少しの速度違反で取り締まりをすることには妥当性がありません。

警察官にとっては、「明らかな速度違反なら取り締まるけど、少しの速度違反なら取り締まることは妥当でない」のです。

道路には「流れ」というものもあります。法定速度や指定速度だからと言って、道路の流れに逆らって無理に低速で走っても、事故を誘発してしまうでしょう。流れに逆らわないのが事故を起こさないコツであって、それは警察官もわかっています。

ただし、明らかな速度違反でパトカーを追い越すのは控えた方がいいでしょう。いくら取り締まる気がない警察官でも、看過できなくなります。

プラス１５キロが目安です。８０キロ制限の高速道路であれば、９５キロ程度の速度なら、まだ取り締まりはされないはずです。プラス２０キロだと危険領域です。８０キロ制限の高速道路で、１００キロでパトカーを追い抜くのは、「取り締まりをされかねない」という意味で危険な運転です。

速度以外の交通違反にも注意が必要です。携帯電話使用、シートベルト、チャイルドシート、整備不良・・。これらの交通違反をしながらパトカーの脇を追い越す事は避けた方が無難でしょう。

交通違反に注意しながら、パトカーを追い抜くことは構いません。速度はプラス１５キロまでが目安です。参考にしてくださいね。