オレオレ詐欺に対処法について(3)
オレオレ詐欺の対処方とは、「人に話すこと」です。オレオレ詐欺被害は、誰かに相談することで防げるものが意外に多いのです。
例えば「お金さえ払って、とりあえずのピンチを脱しよう」と思っていても、それが何十万円や何百万円の話では、釣り合いが取れません。とりあえずの解決方法があまりにも大金では、逆にピンチになってしまいます。
電話口ですでにプレッシャーをかけられている高齢者は、その判断がつかないでいるのです。そこに他の人から一言「それってやめといたほうがいいんじゃないの?」と言われれば、それだけで頭の中に新しい風が吹くのです。
「大ピンチを乗り切るには騙されてもいいから大金を払おう」という考えでいっぱいの頭の中に、「大金を払っては、もっと悪い状況になる」と言う考えが入ってくるのです。
いじめでも、パワハラでも同じです。プレッシャーを掛けられている際は、何かと自分ん1人で抱えがちです。「自分1人が悩めばいい」とか「誰かに言って恥を広めるようりは、自分で解決してしまおう」と思ってしまいがちです。
ですが押さえておきたいのは、人に話すことは恥ではないこと。人に話すことは何事において、問題を解決する手段になり得ること。解へのより確かな道になることです。
そして周りの人は、話すことへの抵抗を減らすようにしなければなりません。管理する立場にあるのなら尚更です。職場の上司、一家の大黒柱、教室の先生。話すことへ軽蔑、恥の上塗り、笑いにすること、などをしないような雰囲気を作らなければなりません
オレオレ詐欺への解決方法とは、話すことなのです。
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