非行防止セミナーの先にあるものとは
最近、私はセミナーを何回も開催していますが、このセミナー、この活動の先にあるのは、争いのない世界だと考えています。争いっていうのは、大きいものから小さいものまで、どれも価値観の衝突です。世界レベルの紛争も、ご近所どうしのトラブルも、家庭での喧嘩も、SNSの炎上も、学校でのいじめも、全ては価値観の衝突です。
この価値観が衝突する際に、被害を最小限に抑えてくれるのが、素直な発想です。人間社会は人と人とが交わって生きています。人と人とが交差しながら営みができています。加えて、人それぞれが個別の価値観を持つことは避けられないことです。ですので、人と人との価値観が衝突することは避けられないでしょう。価値観が衝突するのが人間社会というものです。
ですけど価値観が衝突する際に、頭が固くて他人の価値観を許さない性格だったらどうでしょう? 固くて相手に譲らない価値観どうしがぶつかったらどうでしょう? お互いに傷つくだけですよね。それが紛争だし、トラブルだし、喧嘩です。
価値観が衝突する際に、一歩も譲らないでお互いに傷つくのではなく、ポヨンポヨンって感じで衝撃を和らげるものが、私の活動の先にあるものなんです。それっていうのは、素直さや、優しさや、寛容さって呼ばれるものです。その発想を育むのが、私の活動です。素直さを持った大人に囲まれれば、その中で成長した子どもだって素直になるはずです。
そのために、意識しなければ見えないものを見ようとする事が大事なのです。世の中にはハッキリしたものとモヤモヤしたものがあって、この二つは対をなすものです。ですが、世の中が分かりやすいものを求めるので、私たちにはハッキリしたものにとらわれて、モヤモヤしたものを見にくくなっているのです。
だから私たちは、意識して見えにくいものを見なければならないのです。対人関係においてハッキリしたものは主観であり、モヤモヤしたものは客観です。相手の価値観や、自分と相手双方を俯瞰する視点を、意識してみようとする必要があるのです。
そのためのキーは、「間違っているのは自分かもしれない」です。この言葉を思う事で、意識が客観へと移ります。見えにくい相手の価値観や俯瞰の視点をみようとします。「じゃあ何が正しいのか」と自問したり、「相手には自分が見えていない世界が見えているのかもしれない」と相手の頭を想像したりするようになるからです。
「間違っているのは自分かもしれない」と思う事で、世界から争いがなくなるのです。それが私の活動の先にあるものなのでしょう。
「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。
モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。
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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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