非行の兆しとは正直、何なのか

2016.12.27 (火)

非行の兆しという言葉に特別な意味はありません。

 

 

私は「非行の兆し」という言葉をよく使います。これは「非行の前段階」というニュアンスであり、「小さい子どもが行うもの」というニュアンスです。

 

しかし「非行の兆し」というのは、「非行」というのと何か違うのでしょうか。「非行の兆し」と「非行」は何が違うのでしょうか。他にも「不良行為」という言葉もありますが、これらに違いはあるのでしょうか。

 

実質、「非行」も「非行の兆し」も「不良行為」も違いはありません。すべて、親にとってみれば、子どもの将来に不安を感じるものであることに変わりはないからです。

 

たしかに、「非行」にも「不良行為」にも、法律上の定義はあります。「非行の兆し」は私の造語なので法律上の定義はありませんが、「非行」は「非行少年」として「犯罪少年、触法少年、ぐ犯 少年のこと」とさていますし、「不良行為」とは「飲酒、喫煙、深夜はいかいその他自己又は他人の徳 性を害する行為」と定義されています。

 

しかし、これらの言葉の使い分けにこだわる必要はありません。

 

なぜなら、「非行」も「非行の兆し」も「不良行為」も、「子どもが将来、悪い人になるかもしれない。」「もう、子どもの素直な笑顔は見れないかもしれない。」「かわいい子どもとの思い出は作れなくなるのかもしれない。」という不安の種に他ならないからです。

 

私が解決しようとしているのは、このような親の子どもに対する不安であり、言葉の定義は関係ありません。「非行」だろうと「非行の兆し」だろうと「不良行為」だろうと、本来はどれでもいいのです。

 

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