親子の信頼関係をつくるために、二人旅はどうでしょう
昔、トヨタ・ヴォクシーの車のCMで、俳優の反町隆史が子役の男の子と一緒に二人旅をする様な内容のテレビCMがありました。
で、私も男の子を授かってから「いつか二人旅したい。」と思ってましたが、この間の5月28日にようやく実現しました。息子は4歳9ヶ月ですが、ようやく私(父親)と二人旅してくれました。
CMの様な車での旅では無く、新幹線での私の実家への一泊旅でした。が、まんまと二人旅に連れ出し、無事に帰ってくる事ができました。
息子は母親べったりの性格です。母親が好きなんだか、母親に気を使ってるんだか知りませんが、何かにつけて「お母さん。お母さん。」と言っています。今まで結果的に二人になる事は多々ありましたが、近所への買い物すら、自分から私と行く事はありませんでした。
今回は「実家の祖父(私の父)が入院した事へのお見舞い」という大義名分のもと、旅に行ってきました。
泣きわめいて駄々をこねられる事も無く、非常に有意義な時間でした。息子が2歳や3歳の時であれば、新幹線の中で泣きわめかれて収拾がつかなくなっていたかもしれません。新幹線の中でもお見舞い先の病院でも、終始ご機嫌だった息子に感謝しています。泣く事でしか「嫌だ」という感情を出す事ができなかった赤ん坊が、感情を言葉に出して伝えたり、感情を押さえたりと、コントロールできるようになった事に、成長を感じる事もできました。
非行の防止や、非行に走ってからの立ち直りには、親と子の信頼関係が必要です。親の言うことを子に聞かせるには信頼関係が必要だからです。信頼関係が築けていない親は、子どもに対して影響力が発揮できなくなります。できるだけ長く、影響力のある親であるために、私は絶えず信頼関係を築く機会を作るようにしています。二人旅もその一環です。これからも機会があれば、二人旅に連れ出します。息子はどう思っているか知りませんが(笑)。
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