非行相談をする際のポイントとは

2016.05.14 (土)

非行相談をする際のポイントは、「包み隠さずになんでも話す事」だと思います。

 

悩みは誰かに話すのが得策です。誰かに話せば、相手の回答の良し悪しに関わらず、話しただけで気分が楽になったり、悩みが整理されたりというメリットがあるからです。

 

子どもの非行の悩みもそうです。「子どもが非行に走ったようだ」「何が悪かったのだろう」「どこをこれから直せばいいのだろう」「周りの子どもはどうなんだろう」「人の意見を聞いてみたい」などと思ったら、誰かに相談すべきです。

 

非行相談をする際のポイントは、包み隠さずに打ち明けることだと思います。私が相談される立場だったら、根掘り葉掘り相談者の身上を聞くと思います。逆に私は、相談者から匿名で、身上を一切明かさずに相談されたとしたら、何も答える事ができないと思います。

 

非行相談に対する回答というのは、相談者一人一人違うものであり、まずは相談者の日常に隠れている「違和感」を指し示す事だと思うからです。

 

ですので、相談者が普段、「どんな生活をしていて、どんな子育てをしているのか」「子どもはどんな生活をしているのか」などが、私が知りたい事になります。相談者の日常に隠れている、本人は気付かない事を、第三者であれば違和感として気づくからです。

 

大手の子育てサイトをのぞいてみたら、相談者の身上を隠して、匿名で相談を受け付けていました。

 

しかし、これでは悩み相談としてのなんの効果もありません。身上を隠した相談に対する回答は、なんの役にも立たない事柄の羅列になってしまうでしょう。

 

あれもこれも、包み隠さずに話す事。出し惜しみせずに話す事。それが非行相談をする際のポイントになると思います。

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