子どもが非行に走るのを防ぐための、素直さとは
子どもが非行に走るのを防ぐには周囲の大人が協力が必要です。周囲の大人の影響が子どもに現れるわけなので、周囲いの大人が素直にならなければなりません。
素直になるとは、「自分は間違っているかもしれない」ことを知ることです。
非行に走るような子どもには、思い込みが激しさがあります。非行に走る子どもだけでなく、犯罪者や他人とトラブルを起こす人間もです。周りが見えておらず、他人の意見に耳をかたむけることができなくなっており、頭の中が自分を正当化することでいっぱいになります。
正しいのは自分で間違っているのは相手。だから正しい自分が間違っている相手を攻撃することが正当化される、という構図です。
素直さとは、相手を許す寛容さです。寛容さには「自分が間違っているかもしれない」という気持ちが必要です。自分一人の視点ばかりでなく、高いところから全体を見渡す視点が無くてはならないのです。
素直さには、「自分には知らないことがあるのかもしれない」「相手の方がわかっているのかもしれない」「自分が見えないものを、相手は見えているのかもしれない」と思えることが必要です。
自分の視点を疑う視点があるかどうかが、攻撃的な性格であるかどうかです。自分の視点を疑うことができれば、正しいかもしれない相手に対して寛容的になることができます。
子どもの周りに寛容さのある大人がいることが、子どもが非行に走るのを防ぐ第一歩になります。「自分にはわからないことが相手にはわかっているのかも」と、自分の位置を一歩高いところから客観的に眺められる寛容さが、素直さです。子供を非行から防ぐには素直さが求められるのです。
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