そもそも少年非行ってなんですか?
2015.05.05 (火)
少年非行(単に「非行」とも言う)は、20歳未満の者による犯罪の事です。
少年非行の定義は少年法に規定されており、以下の3つになります。(ちなみに法律で少年という場合、男の子と女の子、両方を含めます。)
①14歳以上20歳未満の少年による犯罪行為
②14歳未満の少年による触法行為(刑罰法令に触れるが、14歳未満で刑事責任に達しないため刑事責任を問われない行為)
③20歳未満の少年のぐ犯。(以下に示す4つのうちいずれかの事由があって、その性格または環境に照らして、将来、罪を犯し、または刑罰法令に触れる行為をするおそれがあると認められる行状。
・保護者の正当な監督に福祉ない性癖のあること。
・正当の理由がなく家庭に寄り付かないこと。
・犯罪性のある人もしくは不道徳な人と交際し、またはいかがわしい場所に出入りすること。
・自己または他人の特性を害する行為をする性癖のあること。
少年法では、上記①〜③の行為のある少年をそれぞれ、犯罪少年、触法少年、ぐ犯少年と規定しており、この3つの総称が非行少年となります。
少年法に規定されたこうした非行に加えて、警察では非行に至る前段階の行為として喫煙、深夜徘徊、家出、退学等を不良行為と言って補導の対象としているので、このような補導対象行為も少年非行と呼ばれる事があります。
さらに家庭内暴力、学校での暴力行為、いじめも少年非行と呼ばれる事があります。
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