子どもが非行に走るのを防ぐためにするべきことは
社会が広いことを教えるべきです。非行なんていうくだらないことをしている暇はない。それよりも面白いこと、ためになること、体験しておきたいことは山ほどあること。そのためには勉強も必要だし、我慢することも出てくることを知ってもらうことが必要です。
大人であれば「人生の目標」とでも言いましょうか。もしかしたら、もっと漠然としたものかもしれません。でも「あの向こうにもっと広い世界が広がっているのではないか。自分はそこに行きたい。」と思ってくれたら、堕落には落ちないはずです。
例えば私は「一人暮らしをしたい」というのが小学校の時からありました。とても漠然としたモヤモヤとしたものでしたが、「家や地域から出て行きたい」というのがありました。中学校の時には、出て行く先が「東京」とはっきりして来ました。
目標を持ってもらう方法は3つです。経験させること、考えさせること、その2つ掛け合わせ。
経験させること
いろいろと連れて行ったり体験させることです。何が子どもの心にヒットするかわかりません。親としては「こんなもの」と思ったものから、子どもの世界が広がることも十分にあります。浅く広くなのでしょう。
考えさせること
経験しっぱなしではそれで終わってしまいます。考えさせることが必要です。経験を思い出し、「もう一度したいな」「どうやったらまた体験できるんだろう」「どうやったらうまくなれるんだろう」「どうやったら勝てるんだろう」などと思ってくれたら、そこを糸口に子どもの考えが広がります。
経験と考えさせるの掛け合わせ
本を読めば、経験と考え、同時に2つのことができます。本は遠い世界を身近に体験させてくれます。同時に考える機会も与えてくれます。文章を読んでいると、考えることも促さされるのです。読書は両方、同時にできる便利なツールです。
非行なんてしているのがバカバカしいと思うほど世界が広いこと。子どもが非行に走るのを防ぐためにはこれが必要です。
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