子どもの非行を防ぐ抽象化思考トレーニング(その7、フラットに考える)
抽象化思考トレーニングとは、一見バラバラに見えるものの中に共通項を見出すトレーニングです。「要は◯◯ってことね」と思えるようにするトレーニングです。「要は◯◯ってことね」と思える様になる、考え方を紹介したり、「要は◯◯ってことね」と思う思考を阻害する要因を紹介します。
で今回は「フラットに考える」ということですが、フラットに考えないと「要は◯◯ね」と思うことができなくなる、ということです。フラットに考えないとは、序列を意識してしまう、ということです。会社にもありますよね、年功序列とか、階級とか。街中を歩いていても、ブランドものの装飾品や服飾品。運転していれば、高級車が気になります。
ブランドってのは、序列を意識させて高揚感を与えるものだと思います。確かにその商品自体の良さ、というのはあるでしょうが、それ以上に所有欲を満たすことが、売れている理由なのだと思います。序列を意識すると、排他的になります。自分より下の人間に対して、ないがしろな態度を取る様になります。
ブランドは高揚感を与えるので、持っている人間に「自分は特別だ」と思わせ効果があります。確かに自信にもつながる、という意味ではいいのかもしれませんが、排他的な態度を取る様にもなります。いわゆる「お高くとまる」ということです。
序列を意識させるもの、ギラギラしているもの、装飾品の類、それらから離れて、フラットに世の中を見てみてください。普段意識されないもの、目には見えないもののを意識して見てみれば、また見える世界が違ってくるのです。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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