子どもの非行を防ぐ抽象化思考トレーニング(その6、なぞかけ)
「なぞかけ」を知っていますか?日本の昔(江戸時代?)からの言葉遊びで、同音異義語を利用したものです。一昔前、ねづっちという、なぞかけを前面に出した芸人がいまいたが、その時に改めて世間に認知されたような気がします。
「〇〇とかけて、◆◆とときます。その心は、どっちも●●です。」というのが王道の言い回しでしょうか。二つの違うものをはじめに挙げて、その後でそれぞれの共通項を提示するのです。
インターネットで調べみると色々と出てきます。「亀とかけて自動販売機ととく。その心は、どちらもコーラ(甲羅)があります。」「トップアイドルとかけて、政治家ととく。その心は、どちらも人気(任期)があります。」など。
で、これが抽象化をトレーニングするにはちょうどいいんじゃないかと思うんです。一見、バラバラに見える二つのものから共通項を探すのです。これは、具体と抽象の往復になります。上の文章でいうと、◯◯と◆◆の部分が具体、そこから、抽象的な共通項●●を探すのです。
なぞかけのような言葉遊びをすると、想像力が鍛えられます。アイディアを出す練習になります。一見、関係性のないものがたくさん、世の中には転がっていますが、探してみると、共通項は以外と見つかるものです。
子どもの犯罪とかけて、空を飛ぶとときます。その心は、どちらも非行(飛行)と言います。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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生真面目が寛容に、
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