なぜ車の運転はケンカを発生させるのか

2017.10.21 (土)

ケンカから交通事故になるニュースをこのところ、よく聞きます。

 

 

最近大きく報道されている事故の発端は、サービスエリアでのトラブルや、「あおった」や「あおられた」から始まるようです。後ろから車間を詰めたり、前照灯でパッシングしたり、相手車両の前に出てから停止して、相手の車を止めます。そこから車を降りて、直接相手とやりあうのです。一方的に因縁をふっかけたり、相手ともみ合ったりです。

 

 

そのようなトラブルが高速道路上で起きており、二次災害を発生させていることから、ニュースでも取り上げられているようです。後続車から追突され、死者がでる事故もニュースで報道されました。

 

 

ケンカというのは、世の中で多く発生しています。ケンカが発生すると警察官が現場に行って仲裁したりするのですが、警察官以外の人が思っている以上に、ケンカというのは世の中で起きています。それらのケンカの多くは、交通トラブルから発生しています。

 

 

割り込みされたと感じたり、無理な運転に怒ったり、クラクションを鳴らされたと頭にきたり、「あおった」や「あおられた」とお互いに避難しあったり。

 

 

インターネット同じで、車というのはトラブルの発生になりやすいものです。原因もインターネットと同じで、直接顔をあわせることがないからです。お互いに車の中にいるため、仮面を被りやすいのでしょう。

 

 

車を運転するという行為は、自分を大きく見せることができるのです。スピードを出してテクニックがあるように運転したり、横柄な態度で運転したり、威圧感のある車を運転したりです。

 

 

自分を大きく見せたくなるのは、車の運転には、やはり男性的価値観が伴うからです。車そのものだったり、車を運転する行為だったり、車に対する知識だったりです。車のようなメカニックでデザイン的にも綺麗なものに関わることは、男心をくすぐるものがあるのでしょう。

 

 

車の運転からケンカが発生するのは、車が男性的価値観を内在するものだからなのです。

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