元警察官が教える、交通トラブルを避けるための運転のコツとは
昨今、交通トラブルからの事故が、メディアをにぎわせています。高速道路であおったり、あおられたり。その後で車を道路脇に止めて言い合い、ケンカ。それから後続の車にはねられる…。そのような事故が、日本各地から報道されています。
交通トラブルを避けるためのコツは、普段の生活の中と同じように振る舞うことです。というのは、車の運転というのは大抵、横柄になりがちだからです。車の運転は、インターネットと同じです。直接にお互いの顔が見えないため、自分の攻撃性が現れやすいのです。
インターネットのSNSを使っていて、ついつい攻撃的な内容を投稿したくなる時がありますよね。あれは、リアルな直接の会話ではないからです。相手が目の前にいる訳ではないので、普段言わないようなことを言ってしまいたくなるのです。
車の運転も同じです。お互いに、車という鉄板とガラス板の中で運転しているため、直接に接点がありません。知らない者どうしです。そんな時は、リアルな人間関係では出ないような横柄な態度が出てしまいがちです。
ですのでリアルな人間関係と同じように、それ以上に、自分を律する振る舞いが求められるのです。リアルな人間関係の中ではしないような事は、運転中も慎むべきです。
クラクションを鳴らしたり、前方の車につめ寄ったり、必要以上のスピードを出したり。攻撃的な運転というのは、自分でも「運転中ならではの態度だ」とわかるはずです。普段の生活の中ではしない態度だなというのが、わかるはずです。
交通トラブルを避けるための車の運転とは、リアルな人間関係と同じように振る舞う事なのです。
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