子育ての人生がつまらない
子どもを起こして、ご飯を食べさせて、遊ばせて、お昼寝させて、また遊ばせて、寝かせて。そんな子育ての人生がつまらないのも分かります。世の中では子どもの相手をすることや子育てをする事が至上の幸福のようにされていますが、決してそんなことはありません。子育てを嫌がったり、子どもに対して距離を感じることが非国民かのように言われがちですが、素直な気持ちなのであれば、それもまた真なのでしょう。
さて、どうしたらいいか。発信しましょう。発信です。自分は「こういう人間だ」というのをインターネットを使って発信するのです。そうすると人生変わりますよ。SNSもあります。ツールはそろっています。そのうち発信の方法も「もっといい発信をしたい」って変わってくると思いますし、発信から反響がそのうち出てきます。
発信するのは、好きな事がいいでしょう。その際に「くだらないかくだらなくないか」とか、「周りの人からどんな風に思われるか」なんてのは考えないほうがいいです。一般的に受け入れられるかどうかではなかく、好きかどうかが大事なのです。
一般的には「なんだそんなもん」って思われるようなものの方がいいのではないでしょうか。たくさんの人が発信しているのと同じ分野で発信してもつまらないですし。
で、よく「自分には好きなものなんて無い」って人がいるんですけど、そういう人は自分との対話ができていなかったり、まだ殻に閉じこもっている状態なのだと思います。人間、生きていれば価値観が生まれます。
「これが好き、これが嫌い、どちらかというとこっち、あえて言うならばこっち、これが許せない、こなのがいいな」
そんなちょっとした心の中の揺らぎを捉えるんです。おそらく自分の価値観を人に見せることに抵抗があるだけなのでは無いかと思うんです。打ち明けるのが恥ずかしい、とか。心を見せるのができない、とか。こんなことに興味があるって知られるのはちょっと、とか。
で、その殻を破るには、自問自答する時間が必要だと思います。自分は何が好きなのか、どのくらい好きなのか、それを人に伝えるにはどうすればいいのか、どの程度なら発信できるのか、どうすれば発信できるのか。そんなことを考える時間が必要なのだと思います。
ちょっとずつでいいんです。ちょっとずつ発信していきましょう。で、発信し始めると、発信する前よりも余計に頭を使う場面が出てくると思います。「もっと良く見せたい」とか「こんな風に思われるのは嫌だ」とか「こんな反響が欲しい」とか、欲が出てくると思うんで。そうしたら、また悩んで考えて、調べて、さらに磨きをかけて発信するんです。
その循環、その繰り返し、そのリズムが、自分を大きくさせるのです。視野を広くさせてくれます。成長というのだと思います。
誰にも公開しない、オフラインの中でするのもいいんですけど、不特定多数を相手にする方が揉まれるはずです。考える事が多くなります。ネット上といえども人間関係もありますし。揉まれて、悩んで、改善して、また発信して。そんな回転ができるようになるといいですね。
そうすれば、悩みは別のものになります。「つまらない」なんて言っていられなくなります。忙しくなって、だけど発信がやめられなくなって、もっと遠く見たいと思うようになって、もっと視野を広げたいと思うようになって、夢も出てきて、その夢を実現させたいと思うようになって、どうすれば夢を実現するのか考えるようになって。自分が登る階段が見えるようになります。
もっと発信しましょう。自分に足りないものも出てきて、物事を考えるだけの材料も欲しくなります。発信しているいと、他の人の発信も自分に飛び込んでくるようになります。アンテナが立つんです。実際の受診している量は変わらないのでしょうが、それに反応するようになるんです。自分が発信しているものだから、他人の発信もきになるようになるんです。「この人はどんな発信をしているのか」「自分も同じ発信をしている」「自分が発信するために、この人の発信は参考になる」など。
そうすると、連鎖が起きます。一つをきっかけにして、次々に見えるものが変わってきます。一つコツを覚えると、いろんなんものに応用できるようになるんです。一つやり方を知ると、色々と試したくなるようなものです。
すべては発信から始まります。発信することが第一歩目です。好きなことがあらかじめ分かっていても、分かっていなくても。物事を考えるだけの材料が頭にあっても、頭になくても。人生がつまらないと思っていても、思っていなくても。どんな状態でも、発信すれば、どんな形にせよ循環が生まれます。その循環を回すことによって、いつの間にか視野が広がるし、その視野の広がりが快感になるんです。
子どもがいようといまいと、子育てがつまらないものであろうとなかろうと、どんな状況の人も同じです。運がいいことに、今の時代はツールはたくさんあります。スマートフォンもあるし、ワイファイもあるし、SNSもあるし。しかも安価、場合によっては無料で使えるものも多いです。自由に不特定多数に簡単に発信ができるようになったこの時代に感謝して、精一杯時代を謳歌しましょう。発信です。
「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]
30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。
モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。
下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。
[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]
関連する投稿
- 子育てとは「シュレディンガーの猫」のようなものである
- マイクラを活かすのは文章表現だ。自分の好きを人生に繋げる接着剤
- 「テニスの王子様」越前南次郎。優しさとは距離をとることだ。
- 育児を楽にするには距離を置くことであって、そのためには書くことだ
- 子どもに与えたい、多様化の時代に必要な能力とは
現在の記事: 子育ての人生がつまらない