子どもの非行を防ぐには優しさが必要である理由

子どもが非行に走らずに素直に成長するには、優しさが必要です。優しさとは、自分以外の人間に思いを馳せることができること。決して知ることができない、自分以外の人間の価値観を想像することです。
なぜでしょうか。なぜ非行には知らないで素直に成長させるのに、優しさが必要なのでしょうか。それは、非行に走る子どもとは自己中だからです。自分の価値観を優先し、自分以外の人間の価値観を想像することができないのです。
私は警察官として多くの犯罪や非行と接してきました。たくさんの犯罪人や非行に走る子どもと話をしてきたのです。総じて言えるのは、彼らは自己中ということです。もちろんたくさんの犯罪人や非行少年と話をしてきたということは、色々なタイプの人間と話をしてきた、ということです。分母が大きくなるので、それだけ一概に言えるものではないのかもしれません。
ですがあなたに伝えるために、あえて一言でいうとすれば、自己中ということに尽きるのです。
万引きをする人間も、自分の都合を優先しています。万引きすることがいかに社会的にゆがんだ行為なのか、わかっているんだと思います。それでも自分の都合を優先するのです。「今回、自分がやる万引きだけは大丈夫だ」などと根拠なく思うのです。
暴力行為や傷害の犯人は、自己中の最たるものと言えるでしょう。どう考えても、暴力が正当化される理由は見当たりません。自分がやられれば、明らかに嫌な行為のはずです。それでも、暴力行為をする人間にとっては、暴力行為が正当化されるのです。「自分の暴力行為は正当化される」という自分勝手な解釈です。
詐欺の犯人も自己中の塊です。最近のメジャーな詐欺はオレオレ詐欺でしょう。オレオレ詐欺の犯人には、10代や20代の若い人間が少なくありません。自分たちにもおじいちゃんやおばあちゃんがいるだろうに、それでも他人のおじいちゃんやおばあちゃんを欺すのです。自分の立場と相手の立場を断絶して考えているのだと思います。
自己中とは、想像力が足りない状態のことを言います。自分の事しか考えられないのです。相手目線が想像できないのです。自分とは違った意見を持った人間が目の前に現れた際に、競争して「自分の方が優れていると」と思うのです。自分以外の価値観を想像できないのかもしれません。だから、一歩上からの視点が持てないのです。
優しさとは、自己中とは正反対の概念です。自己中の対極に位置するものと言って良いでしょう。優しさとは想像力です。自分とは違う価値観を持った人間んが目の前に現れた際に、「どうして相手はこんなことを言うんだろう」「どうして自分とは考えが違うんだろう」「もしかしたら、間違っているのは自分ではないのか」と、自分中心に考えないことです。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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