小学生の非行

 

非行への対処の時期は、小学校低学年が最適です。それは、非行少年が中学生や高校生になったら、もはや手がつけられないからです。中学生や高校生の非行少年を立ち直らせるのは、決して簡単ではないのです。

 

1 中学生の非行少年

 

非行が進んだ中学生というのは、非常に厄介です。話が通じません。

「ある程度、体が大きくなってきているから」と思い、話が通じるだろうという先入観を持って話しかけると、痛い目にあいます。

 

彼らはまず、嘘をつきます。話の節々に嘘が散りばめられています。話始めから注意しなくてはなりません。彼らの話はまず、嘘から入ります。

 

嘘で話を固めた方が安心するのかもしれません。社会をまだ知らなくて、好奇心と共に警戒心が旺盛なのだと思います。「相手ことは知りたい。だけど自分らのことは明らかにしたくない。」そんな複雑な心理が、中学生の会話からは感じられます。

 

彼らが、話の初めから嘘で入り、話の節々に嘘を散りばめられるのは、話を嘘で終わらせられると思っているからです。彼らは、私たちとの会話を、嘘をついたまま終わらせようとしています。嘘で会話が終わることを前提に話しているのです。嘘をつき通せると思っています。たとえバレバレの嘘でも、つちずまが合わなくても、嘘を言っていれば会話が終わると思っています。

 

人間は、ある程度大人であれば、論理的な会話をしようとします。悪巧みをしている犯罪者でも、筋が通った嘘をつこうとします。賢くない犯罪者でも、ある程度は筋道がとおった話をし、それが嘘だとバレると、違った嘘をついたり、話を訂正したりして、筋道が通る内容にしようと努力をするものです。

 

しかし、非行が進んだ中学生はそんなことをしません。彼らにとって、話の筋道がとおっているか、きちんと話の前段階と後段階で内容が合っているかどうかなんて関係ありません。思いつくままに嘘をついて話をして、時間の経過と共に嘘を散りばめながら話をして、それで終わりだと思っているのです。こっちが「それでは話が合わない。嘘だろう。」と指摘しても、「だってしょうがねーじゃん。」などと言います。話をした末に、最終的に行き着いた結論として、話の内容が合っていなくても、たとえそれがバレバレの嘘だとしても、それで周りの大人たちは自分らを解放してくれるだろうと思っているのです。

 

2 高校生の非行少年

 

彼らは中学生と比べると、話が論理的です。話していると、「中学生よりも社会的な常識がついているな」と感じるものです。彼らは筋道がとおった話をしようとします。嘘をつくにしても、筋道がとおった嘘をつこうとします。けれども困ったことに、体ができてきているのです。当然ながら、中学生よりも身体能力が高いのです。個人差はありますが、腕力は子どもと思わないほうがいいです。暴れたり逃げようする時には、こっちも手だけで抑えることはできず、体を張ることになってしまいます。

 

腕力が強いということは、脅しも効くということです。はったりを言ったり、すごんでみせたりは、それに見合うだけの腕力があると効果的です。腕力のないものが口先ですごんでみせても、すごみを感じません。それに見合うだけの視覚的な威圧感がないし、腕力を使った経験がないからか説得力がありません。

 

高校生になって腕力がついてくると、口から出る脅し文句に威圧感が出てきます。背が高く、がたいがいいという視覚的な効果もありますし、実際にその腕力でどのくらいのことができるという経験が、話のバックグラウンドとしてあるので、脅しにリアリティが出てきます。

 

3 小学校低学年という時期

 

中学生や高校生のように、非行が出来上がってくると手がつけられません。非行ができあがる前に対処することが必要なのです。早期介入です。初期段階での対処が必要なのです。ではどのくらい前に対処すればいいのか。

 

非行対策を講ずる一番いい時期は、小学校低学年です。子どももある程度自分の考えや思いを話すことができるくらいに成長しており、かといって思春期前、まだ柔軟に大人の言うことを聞くことができる時期。言葉が荒くなってきたり、手癖が悪くなってくる、子どもが非行の兆しを見せる時期。それが小学校低学年です。

 

非行のピークは中学生です。これは、警視庁が出している非行少年の統計を見れば察しがつきます。しかし、中学生になってから親子関係を見直そうとか、自分の行動について振り返ろうと言っても、もはや手遅れです。だから、まだ柔軟に大人の話が聞ける、小学校低学年のうちに対処するのが理想なのです。この時期に善悪の判断、社会性の基本を理解させ、来たるべき時期に備えるのです。

 

私のキャッチフレーズは「小学校低学年の子どもを、素直なまま成長させる専門家」ですが、それは「小学校低学年に特有の非行を認め、それを立ち直らせる」という意味ではありません。「できるだけ非行の初期段階で、子どもが大人の言うことを聞くうちに、非行の芽を摘む」という意味での「小学校低学年」なのです。

 


 

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