子どもをのばすアドラーの言葉 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー

2017.02.11 (土)

 

 

哲学者である著者が、自身の子育て体験をもとに書いた本です。

 

著者は、教育の目的は子どもを自立させることにあると提唱しています。親が子どもの自立を妨げているゲースがあるので、親はしっかりと自立とはどういうものかわかっていなければならない。自立とは、「自分で決められる」「自分の価値を決められる」「自己中心性からの脱却」であるとしています。

 

「自分で決められる」とは、そのまま自分で判断ができるようになるという意味です。

「自分の価値を決められる」とは、自分で自分の言動が正しいと判断することができるという意味です。誰かの顔色をうかがって判断するのではなく、ありのままの自分を受け入れるという意味だそうです。

「自己中心性からの脱却」とは、「他の人は自分の期待を満たすために生きているわけではない」ことを知ることだそうです。

 

それと、著者は子育てにおいては「叱ってはいけないし、褒めてもいけない」としています。叱ってはいけないとは、怖がらせて子どもを言いなりにさせても意味がない。子どもは注目を浴びたいが故に、あえて叱られることをするのだそうです。

 

ではいいことをしたら褒めればいいのかというと、そういうわけでもないそうです。そうすると、褒められなければ何もしない子どもになるのだそうです。例えばテストでいい点数を子どもがとったとして、親が褒めるむしろ褒めないほうがいい。なぜなら、「褒められなくても強く生きていける人間にならなくてはならないから」なのだそうです。

 

子育てに悩んだ時など、他の人間の考えを聞いたり読んだりすると、心のつっかえが取れて気が楽になることがあります。読書にも心のつっかえを取ってくれる作用があります。

 

もちろん読んでもつっかえが取れない本もありますが、そのような自分に合わない本もあることも、読書の面白いところの一つです。玉石混合の本屋の本棚の中から、自分に合う本と出会う「出会い」も読書をしていて面白いところですし、そうであるからこそいい本に出会った時は、その価値を感じます。

 

子育てにぜひ、本を参考にしていただければと思います。

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