非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるため、明らかにすべき事を探る方法とは

2016.04.03 (日)

非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるため、明らかにすべきは、表面的な問題ではない、本当の問題です。

 

この問題を明らかにするには、どのように子どもにアプローチしたらよいでしょうか。この問題は表面に見えていないため、子どもとの対話の仲で明らかにするしかありません。

 

表面的な問題にとらわれず、子どもの生活のどこに問題があるのか、本人も見えていない、つらくて見ようとしていない問題を探るのです。

 

「他にどんな事で悩んでいる?」「〜という気持ちで悩んでいるの?」「〜についてはどう思う?」

 

あくまで中立的な立場で働きかけることが必要です。中立的に、誘導にならないようにアプローチします。悩んでいる人に対し、無理やり本当の問題に向かわせようとしても、反発してしまいます。

 

子どもに話をさせます。こちらは、子どもが話しやすい環境を作ることです。話の主導権は、子どもに渡します。しかしそれは、ただ聞いておけばいいというものでもありません。話の主導権は渡しながらも、子どもが自分の問題と向き合うことができる環境を作る能動的な作業になります。

 

子どもが話しやすい環境作りには、「あなたの話に共感しているよ」というメッセージを伝える事が重要です。表情や声の調子で、子どもの話に共感している事を伝え、さらに実際に「そうだったのか。」などと言葉もそえます。

 

非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるためには、中立的でそれでいて本当の問題にアプローチするような対話が求められます。

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