非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるために、明らかにするべきものとは

2016.04.02 (土)

非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるには、その子どもの問題を解決してやらなければなりません。そのため、何が問題になっているかを、子どもとの対話の中から明らかにしなければならないのです。

 

悩みがある人は、その悩みと向き合うことがなかなかできません。心にモヤモヤとした気になることがある人は、そのモヤモヤに自分で気づくことができません。それは、そのモヤモヤと向き合うことが、辛くて苦しいからなのかもしれません。

 

例えば万引きをした子どもの問題が「商品が欲しかったけどお金がなかった」ことなのかというと、そうでない場合が多分にあります。お小遣いをもらえるほど経済的に余裕がなかったり、親にお小遣いを要求できないほど中が悪かったり、表面的な問題以外の問題がある場合が多いのです。

 

しかし、本当に理解するべきものが明らかにならない状態で突き進むのは、ギャンブルでしかありません。まずは、本当の問題は何なのか探ることです。表面的な問題にとらわれず、本当に解決すべき問題は何なのか。

 

その本当の問題が解決できることか、解決できないかは別にして、まずは本当の問題を明らかにするべきです。ここの段階で、子どもに働きかけるのは、第三者が適している事になります。子どもに近い人には、本当の問題は見えないからです。

 

表面的な問題が非行の兆しで、本当に解決すべき問題が家族との仲であるとして、当事者である親には、家族の問題は見えません。

 

非行の兆しを見せた子どもの問題を解決するには、表面的な問題にとらわれず、本当に解決すべき問題を明らかにする事が必要なのです。

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