子どもは親の期待どおりにならない件

2016.04.06 (水)

子どもというのは、本当にあまのじゃくです。5歳の長男が突然、「僕はサッカー選手になる!」と言い始めました。

 

「スポーツ選手になれるのは、ほんの一握りの人間だけだから、なれるわけがない」とか「スポーツよりも勉強で生計を立ててほしい」とか「5歳児の将来の夢は、どうせ変わる」という様なことを言いたいのではありません。

 

うちの長男は「家族でサッカーをして遊んだことはない」し、「テレビでサッカーを見たこともない」のです。それなのに「サッカー選手になる」と言っていることが、私には微笑ましくも不思議でしょうがないのです。

 

おそらく保育園の友達と遊んでいて、影響を受けているのだと思います。

 

私はサッカーは素晴らしいスポーツだと思います。これほどまでに愛国心をくすぐるスポーツは他にありません。国という枠組みでより上を目指す際の、国民の一体感は、他のスポーツの追随を許さないほどだと思います。

 

しかし、私はサッカーにあまり馴染みがなく、私自身「皆がサッカーをするなら、他のスポーツを・・」と心のどこかで思っていたのも事実です。家族も同様です。長男も週に一回、他のスポーツで汗を流しています。

 

なので、わざわざ週に一回練習しているスポーツよりも、家族の誰も馴染みのないスポーツをあげて「スポーツ選手になる」と言っている事に、「やっぱり思いどおりにならないな」という若干、あきらめの様な感覚を感じるのです。

 

子どもはどこから影響をもらってくるか予測がつかず、親の期待どおりになりません。まさにあまのじゃくです。

 

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