非行の兆しを見せた子どもを、攻略する手段とは
非行少年でもなんでも、その人をよく知るには、一般的には当人と話をする事です。
誰よりもその人について知っているのは、当の本人です。周囲がいくら「あいつはこうだ」とか「あいつはこういう奴だ」と言っても、当の本人と話をしてみないことには、何もわからないのと同じです。
では当人と話をしても、なかなかその人についてわからないときはどうしたらよいでしょうか。
悪い事ばかりしている子どもがいるとして、その子どもと心を通わせて話をしたいのだけれど、なかなか心を開いてくれなくて、攻略する術が見つからない。そんなときはどうしたらよいでしょうか。
そんなときは、当人の生活環境に触れてみる事です。家族と話をしてみたり、住んでいる家や住居地に行ってみたり。通っている学校を見てみたり。すると、当人と話をしただけでは知りえなかったものが見えてくるようになります。
相手の生活環境に触れてみると、「ああ、こういう家族なのか」「ああ、こういう家に住んでいるのか」「ああ、こういう地域に住んでいるのか」と、それまでモヤモヤしていたものが晴れるように見えることがあります。
あくまで当の本人と話をした上で、さらに詳しく相手を知る方法です。しかし、本人と話をしただけでは、非行などの問題が解決できない場合は多々あります。本人と何回会っても更生させるのに進展がなかったのに、当人の生活環境を見てみたら、本人の問題を解決するのに有効な手段が見えてくる場合があります。
非行などの問題を解決する場合、当人と話をしても攻略できないときは、生活環境に触れてみるのも手だと思います。
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