非行の兆しを見せたこどもの、立ち直りのモチベーションを高めるには

2016.04.08 (金)

「頭ではダメだとわかっている。けれど悪い事をしてしまう。」そんな人はたくさんいると思います。非行少年たちもそうです。

 

「こんな奴らとつるんでいたら、人生はダメになってしまう。」「ダメな事なのに、どうしてもまたやってしまう。」「こんな事をしていて、家族に申し訳ない。」などと彼らは思っており、頭では犯罪がいけない事だとわかっています。

 

しかし実際には、すぐにやめられる子どもと、やめられない子どもがいます。過ちを犯して非行に走ってしまっても、すぐに立ち直れる子どもと、そのまま続けてしまう子どもがいます。

 

この違いはどこから来るのでしょうか。実際に非行から立ち直れる子どもと、立ち直れない子どもでは、何が違うのでしょうか。

 

これらの違いは、子どもたちのモチベーションの違いだと思います。非行から立ち直ろうというモチベーションの違いが、実際に立ち直れるかどうかになって表れているのです。

 

高いモチベーションを与えるには、どのように子どもたちに接すればよいでしょうか。どのように非行について教示すればよいでしょうか。

 

私は、自分で気づかせる事だと思います。「万引きなんかしてはダメだ」と、こちらから押し付けるのではありません。自身で「万引きなんかしてはダメだ」と、気づかせるのです。

 

人から、物事を押し付けるように言われたのでは、モチベーションはあがりません。逆に反発してしまうこともあります。

 

自分が犯した非行について考え、客観的に見る目を持ち、立ち直る方向に向かって自分で舵を切られるように、周囲がそっと背中を押してやれば、子どものモチベーションが上がるのだと思います。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 非行の兆しを見せたこどもの、立ち直りのモチベーションを高めるには

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP