人と仲良くなるときも使える〜アナロジー思考

2019.07.23 (火)

 

漫画やアニメで昔から、「二つの世界を行き来できる」とか「空間を移動できる」っていう類の能力は、よく寝たとして使われてきたと思います。古くは、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」でもチェシャ猫って出てきたんですが、あれも空間移動能力ですよね。突然現れては消える、笑っている表情の猫。木の枝の上にいたかと思うといつの間にかいなくなっていて。それでいて、突然、空間に笑った歯が現れる。身近な例では「ドラえもん」でしょう。言わずもがな、「どこでもドア」です。ドラえもんの四次元ポケットから出した赤色のただのドアが、のび太の部屋としずかちゃんの部屋を突然繋いだり。異次元の世界と学校の裏山を突然繋いだり。今現在の広場と過去の広場を突然繋いだり。古今東西、空間移動の能力は皆んなの頭の中にあって、「あんなのがあったらいいなぁ」という羨望の眼差しだったわけです。

 

 

このアナロジー思考っていうのはそんな、異なる二つのものの間を繋げるものです。発動条件、いわゆるキーワードは「共通項」になります。

 

 

アナロジーって何なのかというと、日本語でいうと「類推」となります。同じ類のものを推測すること、です。たとえば車。初めて車を運転する人、教習所なんかで運転を勉強するような人はさておき、車って、買い換えてもすぐに運転はできますよね。車を買い換えたからといって、一から運転の仕方を勉強する必要はないわけです。というのも、過去に一台でも運転していれば、すぐに応用が利きます。車の運転なんて、車による違いはほとんどないわけですから。

 

 

洋服。昨日買ってきたシャツを、着方を勉強したり調べたりする必要はないですよね。着ればいいわけです。たとえお店で初めて見た洋服でも、洋服の機能はわかりますし、扱い方もわかります。来て、環境に合わせる、という機能と扱い方です。

 

 

これって何なのかというと、アナロジーが働いているわけです。アナロジー。過去にやった似たような経験を、目の前にあるものに応用しているわけです。これがアナロジー思考。りんご→赤、バナナ→黄色と言われたら、キウイ→緑! と想像がつくんです。同じ類のものを推測できるんです。

 

 

で、このアナロジー思考。3つ、機能があります。一つは上に書いたような、自分を納得させる機能。目の前の状況に、自分を適応させる機能。2つ目が、相手を納得させる機能です。

 

 

これは例え話として、よくメッセージを相手に伝える中で使われています。「私はアップル製品が好きだ。例えばアイフォーン。あんなにシンプルで芯をついたスマートフォンは他にない」だったり。「人生とは旅のようなものです。出会いと別れの繰り返しです」だったり。「アップル」と「アイフォーン」、「人生」と「旅」、二つの異なるものが繋がるんです。そうすることで、相手が納得しやすいメッセージを作ることができます。

 

 

で、3つめが、発想のためのアナロジー。アイディアを出すためのアナロジー。「この世のアイディアは全て、他のものの模倣だ」のような言葉はよくありますが、まさにこのことです。今、目の前にあるアイディアを出す課題に対して、他の分野からアイディアを応用する方法です。例えばマジックテープ付きの靴。脱ぎ履きしやすいですよね。もともと靴は、紐しかありませんでした。紐を調節したり結んだりして、靴を履いて使っていたのです。が、日本では部屋に上がる際に靴を脱ぐので、脱いだり履いたりしやすい靴が求められました。なので、靴にマジックテープをつける方法が発案された……のだと思います。目の前にある「靴」という分野に、マジックテープという分野を応用したのです。靴という分野では突然現れたマジックテープですが、他の分野ではすでに使われていたものです。

 

 

こんな風に、二つの世界を繋ぐのが、アナロジーという思考です。普段、このアナロジーを意識することなく、多くの人が、多くの場面でアナロジーを使っています。で、「いつも使っているアナロジーを、少し掘り下げるとこんな感じだよ」というのが、この文章になります。

 

 

このアナロジー。人間関係にも応用が効くんです。深く効く、しかも誰でも使えて簡単、です。このアナロジーを人間関係に応用する方法については、いずれまたコラムで書ければと思っています。キーワードは、自分と相手を繋ぐ、です。

 


 

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