あおり運転はなぜ起きるのか
あおり運転がまたまた世間を賑わせています。19歳の大学生が、東名高速道路でのあおり運転で逮捕されたそうです。相手の車を後ろからあおった後、追い抜いて前に出て急減速。その車を急停止させ、5台の車が絡む追突事故を誘発したそうです。原因はあおり運転の直前にあり、割り込んだ割り込まれたの交通トラブルの様です。
インターネットニュースのコメント欄には、あおり運転をした大学生に対する厳しい意見がずらりと並んでいました。「こういう輩は、免許を取り上げて、二度と車を運転できない様にした方がいい。」などという厳しい措置を求める主旨の書き込みがほとんどだった様に思います。
ですが覚えていて欲しいのは、あおり運転をする可能性は誰にでもあるということです。私も含め、あなたも、誰でも、他の車に後ろから急接近したりして、威圧的な運転をする恐れは十分にあるのです。
それは、人間は誰しも攻撃性を持っているからです。この攻撃性は、特に男性に多いと思います。おそらくDNAにくみこまれた生物学的なものなのでしょう。誰かを攻撃したり、自分を優位に見せようとしたり、他の人に威圧的な態度をとったり、相手を屈服させようとしたり。
その内に秘めた攻撃性を、解放する機会に恵まれれば、実際に相手を攻撃するでしょう。機会に恵まれなければ、温厚なまま過ごすことができます。車の運転というのは、攻撃性を解放しやすいものなのです。お互いに直接顔を合わせている訳ではないですし、車なので逃走もしやすいです。
人間は攻撃性を持っており、誰もがあおり運転をする可能性があることを、認識しなくてはなりません。
あおり運転について話したインターネットラジオも参考にしてください。
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