被害届を軽い気持ちで出さないように
被害届や訴訟について、軽く考えている人が多いように思います。被害届を出したり、弁護士に相談して訴訟を起こしたりです。相手に対して、民事的にしろ刑事的にしろ、罪を償わせようとする行為についてです。
基本的なスタンスとして、法にのっとった手続きというのは、できるだけしない方がいいです。まず、手続きの指示が細かいです。応用が利かないので面倒なのです。最初のうちは我慢できても、書類を揃えようとしてやり直しているうちに飽きてくるでしょう。
それに何より、法に則った措置というのは基本的に心が狭い人間がやることです。もちろん、相手に復習をしなければならないほど怒り狂う状況というのはあるでしょう。家族を殺された遺族の気持ちは、想像を絶する苦しみのはずです。ですがそのような状況は、現実的にほとんどありません。家族の復習を誓うような被害は滅多にあるものではありません。
よくあるのは、相手とトラブルになって、その際に押されたとか、腕を掴まれた、とかいうときです。頭に血が登ってカッカカッカしている時は、まともに判断ができないのもわかります。ですが、徐々に怒りが引いてきたら、相手を寛容的な気持ちで見てやるべきです。
悪いのは、「できるんなら、やらなきゃ損」のように思い、被害届を出したりすることです。「もらえる物はもらっておこう」程度に考えていると、痛い目をみるでしょう。なぜなら負の連鎖が起きるからです。嫌な思いをした相手は、その思いを誰かに伝えるはずです。すると、巡り巡って結局は自分に跳ね返ってくるのです。
被害届を軽い気持ちで出さないようにしましょう。
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