秘密にする事で警察は目的を果たしている
日々更新している子の声傾聴会のコラムの中で、アクセス数が高いのが、少年補導に関するコラムです。中でも深夜徘徊の補導時間についてのコラムが飛び抜けてアクセス数が高いです。多くの人が知りたいと思う事なのにあまり情報が出回っていないのではないかと思います。
それと同時に、警察というのは情報をあまりおもてに出さない、のだと思います。警察としては、表に情報を出さないほうが活動しやすいのです。情報を知られていない方が自分たちの側は仕事がしやすい、というのが、警察が情報をあまり表に出さない理由でもあるのです。
例えば車の取り締まりについて。どんな状況でなら取り締まることができるのか。どんな状況でなら取り締まることができないのか。あまり多くの人に知られていないほうが、車の取り締まりがしやすいのではないでしょうか。取り締まりができるできないの線を、自分たちだけが知っていたほうが、取り締まりがしやすいのでしょう。
例えば少年補導について。どんな状況でなら少年補導ができるのか。どんな状況でなら少年補導ができないのか。自分たちだけが知っている方が、少年補導はしやすいのではないでしょうか。子どもたちが少年補導できるできないの基準を知っていたら、少年補導をうまく避ける様になるのかもしれません。
警察というのは、うまく情報を表に出さないことで、仕事が回っている面もあります。ですがそれは、本音と建前ができる、という負の面も持っています。本音と建前を使い分けると、それは信頼の低下にもなります。何事も本音で話し、常に裏を見せることで説得力が発揮され、信頼ができるものです。
情報が表に出ない様にすることが警察の信頼低下を招いているというのは、現在の警察事情をうまく表している様にも見えます。
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