アップルウォッチ3を警察目線で評価すると
「便利だけど贅沢品だな」という評価です。
アップルウォッチは便利です。着信を手首で知らせてくれるのが非常に便利です。アイフォーンをカバンに入れていても知らせてくれるので、「着信に気づかなかった」ことが無くなります。これはバイクに乗っている時、特にその真価を発揮します。
車の運転中であれば、どうにかすればアイフォーンは見られるものです。助手席や飲み物をおく所においておけば、信号待ちなどの停止中に一瞬でも確認できます。ブブブッと鳴った際に画面を見れば、何の着信だったのかもわかります。
ですがバイクの運転中はそうもいきません。運転中にチラッとアイフォーンを見ることができないのです。バイクに乗る人の多くは、バイクにアイフォーンのホルダーをつけてはいないと思います。ホルダーをつけられる場所は限られているますし、ホルダーをつけてバイクが格好悪くなることを気にする人が多いからです。
それに、もし運転中にホルダーからアイフォーンが落ちてしまったら大変な事になります。ですから、バイクに乗る人の多くは、ポケットやバッグにアイフォーンを入れているはずです。
しかし残念な事に、バイクの運転中は震動や騒音が激しいので、ポケットやバッグにアイフォーンを入れていると着信に気づかないのです。アイフォーンはバイカーにとって、使い勝手がいいものではなかったのです。
そんな悩みを解決してくれるのが、アップルウォッチです。アイフォーンに着信があった瞬間、何の着信なのか手首で確認できます。電話だったら、バイクを路肩に止めてすぐに出た方がいいでしょうし、メールの着信だったら後でも構わないでしょう。LINEだったらその中間という感じでしょうか。
しかも返信することもできます。LINEでは、「オーケー」や「何?」などの簡単な文章なら用意されているのですぐに返信できますし、Siriに対する音声入力でも返信できます。手首に向かって話しかけて「返信」ボタンをタッチすればできるのです。行動が制限されるバイカーにとって、アイフォーンは強い味方となるでしょう。
と、ここまでが便利な点で、最後に残念な点です。わたしはアップルウォッチを「贅沢品だな」と思うのですが、それはやはり値段です。4万円は公務員がすぐにポンと出せる額ではないでしょう。しかも安価なものが出回っている、たかが腕時計です。時間を確認することは、どんなに安価な腕時計でもできるはずです。
バイクに乗ってもアイフォーンの着信に対応できる便利なものですが、4万円の値段が残念。それが警察目線で見た、アップルウォッチの警察目線を意識した評価です。
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