非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるためのアプローチとは

2016.03.03 (木)

非行の兆しのある子どもを素直に成長させるアプローチの一つに、家庭を見る方法があります。

 

人から「どんな家に住んでいる」というのを聞くよりも、直接、その子どもの家に訪問する事をお勧めします。人から聞いていたのでは、家庭環境の様子がダイレクトに伝わりません。

 

家庭に行ってみて、どんな環境で生活しているのかを、五感で感じるのです。そこから、子どもの非行という行動に表れる、原因のヒントを探ります。何かしら、違和感はないか見ていきます。

 

家族構成はどうなっているか。部屋は衛生的にどうか。家族の性格・態度はどうか。両親の仕事の様子はどうか。周囲の住環境はどうか。

 

違和感というのは、当事者ではなかなか気づかないものです。第三者だからこそ気づく事ができるものだと思います。「家庭の匂い」みたいなものです。人の家に行くと、その家庭独特の匂いに気づきます。住んでいる人は気づきません。ですが、特に初めて訪れた人は、敏感に感じる事ができます。

 

家庭を見るとは、非行の兆しを見せた子どもの日常の違和感に気づくための作業です。非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるためのアプローチは、当事者やその家族では気づかないような日常の中にあったりします。それにもしかしたら、気付いているけど、当事者の家族は気にしないでいるような事かもしれません。

 

それらの違和感をあぶり出し、指摘して改善するには、第三者の客観的な視点が欠かせません。家庭を見て、違和感に気づくというアプローチです。

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