非行歴は子どもの就職の際に不利なのか
非行歴は就職に不利に働きます。非行の内容にもよりますし、採用の際の環境にもよりますが、非行歴があっていいわけはありません。
まず、絶対に不利というわけではありません。あくまで予想です。採用の基準は個々それぞれの企業で違うでしょうし、正直、採用担当者の主観も入るはずです。特に面接試験では、面接官にとっての印象が絶対になるので、採用担当者や面接官との相性という問題でもあります。
その中で、たとえ非行歴があっても、試験の点数が良かったり、面接で好印象だったりすれば、採用される可能性があります。逆に、多くの人が横並びの状態で「誰かを落とさなければならない」という状況の時に、一人非行歴があれば、それは大きなマイナス要因になるはずです。
就職環境にも左右されます。倍率が高ければ、当然、非行歴はかなりのマイナス要因になります。しかし、定員割れしているときには、採用する側にも「非行歴より人数を確保したい」との思いもあるでしょうし、大したマイナス要因にはならないでしょう。
民間企業と公務員では、採用する際のポイントも違うはずです。公務員の不祥事が世間では問題になっています。採用の段階で、不祥事を起こしそうな人間を不採用にすることは、不祥事を減らすための対策として容易に考えられます。
特に、公務員の中でも警察官など、治安を担う仕事では、より身の潔白が要求されます。警察官採用試験では、当人はもちろんの事、家族にも犯罪者がいない事が求められます。
非行歴は就職の際、マイナスの要因です。
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