子どもを預けてカラオケはあり得ないでしょうか?

2019.05.01 (水)

「子どもを預けてカラオケはあり得ないでしょうか?6ヶ月の息子がいる専業主婦です。主人がたまには子どもを預けて息抜きしよう、と言ってくれていますが、保育園の一時預かりで2、3時間預けて夫婦でカラオケや食事はあり得ないでしょうか?実母に話したら、とんでもない! と怒られてしまいました。確かに罪悪感はありますし、かわいそうだよなぁ、と思います。でもごくたまにならいいかな、とも思いますが、あり得ないでしょうか?」

 

 

 

 

積極的に活用しましょう。保育園の一時預かりなど、親に代わって子どもを預かってくれる所は積極的に活用しましょう。親が四六時中、子どもと一緒にいては、精神的に参ってしまいます。それは「親だったらこうあるべき」という精神論で云々言えるものではありません。多くの親が参ってしまっていますし、事実、参ってしまうものなのでしょうがないです。活用できるものがあるので、活用しない手はありません。積極的に活用しましょう。

 

 

「親が四六時中、子どもと一緒にいる」というのも、子どものためになるかどうか分からないものです。昭和盛大の人間にとっては「一緒にいるのが当たり前」なのかもしれません。が、それはまだ社会に子どもの受け皿がなかった時の話です。今はネットも繋がっていますし、色々なところと情報のやりとりができます。受け皿を見つけやすいですし、預けたとしても繋がっているものです。

 

 

子育てや子どもの教育を「子どもの自立のため」と考えれば、子どもを親から離すこと、親が子どもから離れる事をもっと積極的にやるべきでしょう。子どもと親の距離が近すぎるのではないかと思います。しかも無理して。もっと離れた方が精神的にも楽なのに、無理に建前でくっついている、という気がします。離れることに抵抗をなくし、積極的に離れましょう。近すぎては相手のことがよく見えません。適度な距離を保つからこそ、ピントが合って、相手をよく見えるようになります。

 

 

家族でも一緒です。あまり近すぎても、相手を客観的に見ることができません。人間関係は親子関係でも、客観的な視点が重要になります。自分の主観、子どもへの愛着からくる思い込みを廃して、一歩引いたところから評価するような視点が、子どもをうまく導く鍵になります。思い込みでは間違った選択をしてしまいかねない、ということです。思い込みを廃するには、距離を置くことです。物理的にも、精神的にも。自分の子どもを「イケメン」だと思い込んで芸能事務所に入れても痛いだけです。

 

 

受け皿、いわゆるセーフティーネットは積極的に活用するべきです。なんでもない時、余裕がある時から使って、いざという時のために備える意味もあります。

 

 

もしも周りの人の言うことがきになるようなら、気にしないことです。話が大きくなるかもしれませんが、生き方の問題でもあります。ぶれない自分軸を作ることが、周りのノイズに惑わされないで生きるコツになります。相手がいう事をいちいち気にしていてはダメ、という事です。気にしなければいいのです。自分の本音に素直になることです。「自分が本当にしたいことは何なのか」を、深く考えるといいと思います。

 

 

周りのノイズに惑わされずにぶれない自分軸を作ること。主観でなく客観の視点を持つこと。相反することのようですが、根本は一緒です。具体的で分かりやすいものではなく、抽象的で分かりにくいものに目を向けることです。

 

 

物事の表面部分を拾って満足するのではなく、もっと奥を見ようとする姿勢です。分かりやすいノイズを鵜呑みにすれうのではなく、自分の本音を探すことです。分かりやすいは思い込みの可能性があります。絶えず思い込みではないのか、と疑いなから生活する必要があります。

 

 

利用できる所は利用して、自分に素直に生きましょう。ノイズは気にせず、時代は変わる事を前提にして、思い込みを捨てる意識を持って。それがこれからを生きる子どもにとっても必要な姿勢でしょうし、そんな姿勢を親が実践することに意義があります。

 


 

「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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