頭のよい子が育つ家 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー

2017.09.10 (日)

 

「有名中学の受験に合格した小学生は、どんな家で育ってきたのか。」300件という調査を経てたどりついた答えは、「コミュニケーションのある風通しのよい家」だそうです。

 

 

有名中学の受験問題は、自分の考えを書かせるものが多いそうです。「あなたはどう思いますか。自分の考えを書きなさい。」というものです。ゆえに、普段から家族と議論して、自分の意見を持ち、相手に意見を伝える訓練をしていなければ、合格することはできないのだそうです。

 

 

著者が理想とするのは、日本の昔ながらの家です。仕切りが少なく、家の人とも家の外の人とも会話がなされるような家です。「ALWAYS 三丁目の夕日」や「サザエさん」のような、一家団らんができる家が、子どもの考える力を育むのだそうです。

 

 

第二章 「頭のよい子が育つ家」とはこんな家だ!

 

立派な子ども部屋はいりません

親子で中学入試問題を解いてコミュニケーションを深めよう

「3X」と「頭のよい子が育つ家」の関係(eXplore 探求、eXchange 共有、eXpress表現)

「話す」以上に「書く」「描く」コミュニケーションを

古きよき日本の住文化が「頭のよい子が育つ家」の基本です

 

 

第三章 あなたの家をすぐに「頭のよい子が育つ家」に変える10カ条

 

子ども部屋を孤立させないようにしよう

家中を勉強スペースにしよう

お家の中で引っ越ししてみよう

子どもと家族の記憶に残る空間を演出しよう

お母さんのスペースをぜい沢にしよう

親父の背中を見せる工夫をしよう

おもてなし空間を意識しよう

五感で感じられる空間にしよう

「書く」コミュニケーションを実現しよう

ギャラリー空間を設けよう

 

 

第四章 建築学から考えた「頭のよい子が育つ家」の秘密

 

ノマド式勉強法が実現できる家(どこでも勉強できるようにしようという意味です)

気配とモノ語る壁のある家(子どもに家族の気配を感じさせて公共性を保とう、孤立させないように)

風通しのいい家(コミュニケーション重視)

アトムの飛ぶ家(吹き抜けがあるといい)

豊かな創造力を育む家(個を重んじつつ、お互いが繋がっている家)

脳とからだを同時に使う家(家のメンテナンスを子どもにさせる)

頭のよい子が育つ街・頭のよい子が育つ国(街や国など、コミュニティから考える)

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