子どもの非行を防ぐための、読書の利点とは
子どもの非行を防ぐためには、子どもに視野の広さを持ってもらわなければなりません。視野の広さを持つ方法の1つが読書なのです。読書の利点を3つご紹介します。
1 手軽
安価
本は非常に安いです。本屋さんで新しい本を買っても一冊1500円程度で、中古品は100円程度から売っています。確かに私も以前、中古品を買うことに抵抗がありました。「汚いんじゃないか」「人が使った跡があるものは使えない」などと思っていました。
しかし、実際に中古品を買って読むことが習慣になりましたが、気にならなくなりました。アマゾンであれば、本の状態に応じて「非常に良い」「良い」「可」など分かれており、相応の値段がつけられています。私もよく中古本の中でも「非常に良い」を探してしまうのですが、実際は「可」でもなんの問題もなく読めます。
場所を選ばない
読書の強みは、場所を選ばないことになります。カバンから本を取り出せば、どこでも読書場所になります。自宅やカフェははもちろん、電車の中、子どもが商品を選ぶのを待っているスーパーの中、車の中など。思い立った場所がそのまま読書場所になるのです。
決まった場所がないのが、読書のメリットです。「この場所でなければならない」という制約がありません。ですので、お気に入りの場所を読書場所にすることもできます。気に入ったカフェ、居心地のいいイベント会場、旅行先。自分の感性に合わせて場所を作ることができます。
1人でもできる
読書は1人でもできるので、わずらわしさがありません。特に子育て中であれば、誰かと予定を合わせることが非常に難しくなります。イベントなどは、予定を合わせることがわずらわしい故に参加できないことも多いと思います。
読書は自分の身1つがあればできるものです。スポーツであればチームメイト、相手チーム、審判、なども必要になり、どうしてもある程度の人数が確保できることが前提になります。人数の確保自体がわずらわしい上に、人間関係も出てきます。誰から振り回される、場を壊す人から心を乱されることが出てきます。
読書であれば、人間関係に振り回されることなく、知識を頭に入れることができます。
2 頭も良くなる
読書は視野を広げるだけでなく、頭も良くなるものです。たとえ学校の学習をカバーしていない内容の本だったとしてもいいのです。日本語を読む読解力や、難しい文章を読む忍耐力がつきます。特に読解力は、国語の成績を上げるのに必要不可欠です。
読書を通じて知識を頭に入れ、読解力を身につけ、文章に慣れれば、国語の成績の向上も期待できます。
3 読書という選択肢を持つことができる
読書は非行問題だけでなく、もっと幅広い悩みを解決できるツールです。読書で解決できない悩みはないとも思っています。やる気やモチベーションといった、捉えどころのない問題まで、読書でカバーできるのです。
読書という選択肢を持つことは、人生において非常に有利です。悩みを解決するツール、自身をステップアップさせる道具として活用することができます。
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