子どもが非行に走らない社会を作るのに必要な、不良性からの脱却とは
車の不良性からの脱却が、子どもが非行に走らない社会を作ります。
東京オートサロンが、幕張メッセでありました。
派手な車、電飾で着飾った車、爆音を響かせるうるさい車、エンジンがやかましい車、ウーファーの重低音が迷惑な車、80年代に峠を攻めていたような車、速そうな車、戦闘力がありそうな車などなど、多くの不良性がある車が幕張メッセ周辺で見られました。
私は車の不良性が嫌いです。車と不良性というのは切っても切れないものがあり、車には必ず不良性が見え隠れします。ですので車自体が嫌いです。
ただでさえ車は存在感があるものです。排気音やエンジン音は、遠くからでも車が走っていることがわかります。車が走れば危険なので、歩行者は誰もが避けて通ります。機械感やメカニック感が男心をくすぐり、外見のデザインは物欲や所有欲を刺激します。
ですがこの車の存在感こそが、車の不良性なのです。安易に子どもたちに間違ったメッセージを送ります。「車であれば多少、人に迷惑をかけてもいいんだ」「車なら簡単に自分の存在をアピールすることができる」「車で迷惑な運転をしても、多めに見てもらえる」「社会は車に関しては寛容だ」
車には必ず不良性が付きまといます。東京オートサロンのような雰囲気が、今の日本では車の魅力の一面になっています。この不良性が、非行への入り口となるのです。このような不良性のがる車への憧れが、間違ったメッセージなのです。このような雰囲気を許している社会であってはならないのです。
車の不良性からの脱却が、子どもを非行に走らない社会を作ります。
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