未来を見越した、子どもの将来設計とは

2016.12.05 (月)

「子どもには将来、有意義な人生を歩む大人になってほしい」とは、皆が願う所だと思います。

 

将来を考えるにあたって、まず「職業」は重要な位置を占めます。「なりたい職業ランキング」で上位にあるスポーツ選手やパティシエでも、安定しているところの会社員でもいいので、主体性を持って決められる様になればと思います。

 

一昔前まで、システムエンジニアはなかった職業です。親としては、子どもの将来を限定せず、いずれ現れるであろう「今存在しない職業」の存在も頭の隅に置きながら、子どもの人生をうまく導ければいいですね。

 

ところが職業だけでなく、将来は人間の社会自体が随分と変わるようです。

 

先日、「人間の寿命が随分と伸びる可能性こある」という話を聞いてきました。ロボットや遺伝子などの科学技術によって、「近い将来に人間は150歳や200歳くらいまで生きられるようになる」という話でした。もちろん、今生きている私たちの世代の話です。

 

人間の体は、生まれてから「老い」に向かって時間が流れます。時間が遡ることはなく、人生の終点に向かって年を重ねて若々しさがなくなっていきます。

 

しかし世界の一部では肉体の若返りの技術すら、すでに存在しているとか。不可逆だったものが、そうではなくなっているのです。

 

そしてその先には、超長寿社会が待っているそうです。衰える肉体を捨てて、意識を別の器に入れて歩む人生だそうです。

 

突拍子もない、映画の中の話にも聞こえますが、やれAIだ人口知能だと言われている今、あながち嘘ではないのかもしれません。今生きている私たちや私たちの子どもも、超長寿社会を生きるのかもしれません。

 

子どもの将来を考える際は、今ある社会の有り様だけでなく、今はまだない社会の有り様も、頭の隅に置いておかなくてはならないのかもしれません。

 

80歳や90歳までしか生きられない人生設計ではなく、200歳まで生きる事や、その先の超長寿社会を見据えた将来設計が必要なのかもしれません。

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