コミュニケーションギャップの根本が、過不足なく学べる〜なぜ、あの人と話がかみ合わないのか
世の中は、実に理不尽だ。本来、評価を受けていいはずの人が評価を受けていないし。本来、それほどの評価を得られなくても文句の言えないような人が、高い評価を受けている。不釣り合いが、そっちこっちにあるのである。街中を歩いていて、不釣り合いなカップルを見ると、どうしようもなく歯がゆい気持ちにならないであろうか。おそらくなるであろう。
人がやっているパズル見て、合わないところにピースが置かれていると、無性に腹立たしく、直してやりたくなるだろう。本人が望んでいないにも関わらず。おせっかいで手出しをしたくなるのである。
この本も、街中の不釣り合いなカップルや、間違って置かれているパズルのパースと同じである。こんなにも有益な本が、アマゾンで13円で売られている。しかも、レビューはたったの2つ。これでいいのだろうか。本当にこんなにも光り輝く本が、こんな泥沼のような状態で放置されていていいのだろうか。世の中には土の中から金塊を見つけ出すような職業、あるいは海の中から前時代の宝物を拾い上げるような職業があるが、そんな職業の人たちは何をしているのか。いますぐにこの本を、土の中から、海の中から拾い上げてほしい。それほどまでに、有益な本。たかがコミュニケーションギャップである。されど、この本に書かれているコミュニケーションギャップ解消方法は、世界を救うであろう。
というのも、コミュニケーションギャップとは、犯罪にもつながるものだからである。犯罪者とは言わば、コミュニケーションがうまく取れない人たちである。コミュニケーションにギャップがあるのに、そのギャップに気づいていない人たちである。
自分中心のものの見方をしているのに、その視点に気づいていない。だから、何回でもコミュニケーションをする上で同じ過ちを繰り返し、その度に悩み、その中でドツボにはまっていく。まるでアリが蟻地獄に落ちていってしまうように。
だから、これ以上、蟻地獄に落ちてしまうような可哀想な人を出さないためにも、ぜひこの本を社会に広めたい。この「自分中心の視点」に多くの人が気付ければ、それだけ救われる人が増えるのは目に見えている。ただただ気づくだけなのだ。ハードトレーニングが必要なわけではない。無理に自分を押し殺そうとするものでもない。苦は最小限、なのに、得られるメリットは宇宙規模。それがこの「なぜ、あの人と話がかみ合わないのか」なのだ。
話がかみ合わないのは、コミュニケーションギャップが起きるのは、イライラしてしまうのは、悩みがあるのあるのは、自分が自己中であることに気づいていないからだ。同じように一つの事実を見ているつもりでも、それというのは、個々それぞれのフィルターをとおして、しかも別々のところを見ているのである。
「これやっといて」と言われても、お互いに「これ」に対する認識が違うだろうし、「やっとく」に対する認識も違う。頼んだ方は「甲という書類に軽く目を通しておいて」かもしれないし、それに対して頼まれた方は、「乙という書類を念入りに読んで頭に叩き込んでおく」という風に受け取ったかもしれない。もしそうであれば、この後、頼んだ方は「いつまでそんなことやってんの!?」というのは目に見えるだろう。で、頼まれた方が「あんたがそう言ったんじゃないか!」と反発するのは目に見えるだろう。
これが、コミュニケーションギャップであり、個々それぞれのフィルターや立ち位置であり、象に対する鼻としっぽなのだ。数々のコミュニケーションギャップをこの本では、「象の鼻としっぽ」で全て説明している。
難しい話をシンプルな図で説明しているのと同じで、上手に抽象化された概念だから、複雑なコミュニケーションという分野にも当てはまるのだ。全く、著者には頭が下がる。
悩みの全ては、人間関係といわれている。つまりはコミュニケーションギャップだ。それを解消すれば、もはや悩みを持つ人はいなくなるだろう。全ての悩んでいる人に送りたい。モヤモヤしている「何か」を頭の中に持っている全ての人に送りたい。コミュニケーションギャップについて、過不足なく学べる一冊。
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