コロナ禍でのリモートプレゼンは、話し下手にチャンス。リミッターのおかげで実力は拮抗する

2020.10.13 (火)

リモートプレゼンをしました。コロナ禍の影響によるものです。

 

 

これからリモートプレゼンを仕事でする人もいるだろうと思います。ので、「どんな感じなのか」の参考にしていただければ幸いです。

 

 

大雑把に言ってリモートプレゼンは、リアルプレゼンよりもやりやすいものでした。リアルプレゼンほど苦ではありませんでした。

 

 

というのも、元々僕はプレゼンが苦手だったんです。リアルプレゼンって、目の前に人がたくさんいるじゃないですか。当たり前ですけど。

 

 

一人ひとりが登壇者の方を見ていて。それらの目を見ていると、なんだか試されている(実質的にそうなんですが)ような気がして。「うまく話してみろよ」とか「プレゼンくらいできるんだろ? やってみろよ」なんて言われている気がして。なので、目の前に人がいないってだけですごく気楽に話せました。

 

 

僕の場合はズームを使って、リモートで繋がっている大勢に向かって誰もいない部屋でプレゼンしました。目の前にあるのは自分のパソコンのディスプレイだけです。ですので、私と同じような性格の人にはリモートプレゼンがやりやすいのではないかと思います。僕と同じように、一人が苦にならなくて、大勢でいると気を使って自分を出せなくなるタイプの人です。

 

 

話し下手な人には、リモートプレゼンが向いているでしょうね。逆に話し上手な人には、リアルなプレゼンが向いていると思います。大勢の聴衆を前にして、その場の雰囲気や状況に合わせて話ができるような話し上手。そんな人は、目の前の聴衆と会話をするように話ができます。客層に応じて話題を切り替えられますよね。

 

 

女性が多かったら女性向けの話題。ビジネスマンだったらビジネス用語を多めに出して。子育て世代が目立っていたら、話の例えに子どもネタを持ってきて。聴衆のノリが良いようだったら引き出しを余計に開いて話題を提供して。ノリが悪いようだったら、脱線を抑えめにして先々に進む仕方。そんな即興なやり方が、リアルプレゼンの真骨頂だったと思います。お客さんとのキャッチボールができるタイプですね。

 

 

ですけど、リモートプレゼンではキャッチボールができません。目の前に聴衆がいないからです。リモートプレゼンはなんでもできるわけではなく制限が掛かっています。話す際は一方通行だし、ディスプレイの向こう側にしか聴衆はいない。ですけど、この制限が掛かっている状態というのが、話し下手にはやりやすいと思うんです。

 

 

リミッターを掛けられているようなものです。リアルプレゼンでは、話し上手がいかんなくその実力を発揮できました。ですがリモートプレゼンでは、話し上手がその実力を発揮できないようにリミッターが掛けられているので、話し上手と話し下手のプレゼンのクオリティは拮抗します。

 

 

「幽遊白書」の魔界編では、魔界から人間界にやってきた北神や東王たちには、胸にリミッターがつけられていましたよね。あのリミッターがあることで、魔界から人間界に渡ることができました。結界は魔力が大きい者にしか作用しないので、魔力を制限することで結界を通過したんです。ですけど、そのおかげで幽助は北神と戦うことができたんです。もしもリミッターがなかったら、あっという間に幽助は北神にやられていたでしょう。

 

 

「BLEACH」でも、死神の隊長クラスには人間界で戦う時に制限が掛けられていました。なので10番隊の日番谷隊長は、人間界でアランカルと戦う際に苦戦を強いられました。制限がかけられていたから、アランカルは最初のうち、死神と対等に戦うことができたんです。もしも制限がなかったら、アランカルは初めから日番谷隊長たちにやられていたはず。

 

 

リミッターが掛けられて、話し上手が本領である聴衆とのキャッチボールを封印されている状態が、リモートプレゼンになります。つまり、話し下手にとっては話し上手と同じクオリティのプレゼンをするチャンスです。

 

 

幽助が北神と、アランカルが死神の隊長クラスと対等に戦えたように、話し下手である私たちも話し上手と対等にプレゼン勝負を挑めます。それがリモートプレゼンになります。

 

 

具体的には、練習の成果が出やすくなります。リアルプレゼンの難しさは、練習ができない点にありました。どんなに流暢に話せるように練習したからといって、聴衆までは練習で再現できません。フタを開けてみるまで、どんな聴衆がいるのかわかりません。

 

 

リモートプレゼンでは初めから「聴衆はいない」という制限が掛かっているので、聴衆は無視できます。聴衆からの、試されているような嫌な雰囲気はダイレクトに感じません。オリに入れられているよう、にディスプレイの向こう側にいるだけです。

 

 

これは、「練習のしがいがある」ということでもあります。リアルプレゼンでは、練習をそのまま本番でできませんでした。キャッチボールをしなければならなかったからです。ですけどリモートプレゼンでキャッチボールはありません。

 

 

練習でやったことを本番でそのまま、ディスプレイの前で再現するだけです。話し上手な人も話し下手な人も、初めから「キャッチボール抜き」という制限の中でプレイします。話し下手な人にとって、これほどのチャンスもないでしょう。

 

 

というわけで、リモートプレゼンをやった感想からの、これからリモートプレゼンをする人へのアドバイス・激励を話してみました。

 

 

練習をそのまま再現するだけなので、練習のしがいがあります。練習を信じていいことになります。話し上手な人は聴衆とのキャッチボールを封じられ、得意技を禁じられたラスボスのような存在になります。

 

 

話し下手な人にとってはチャンスなので、ぜひともプレゼンに対して得意顔をできるように、リモートプレゼンに挑んでいただければと思います。

 

 


 

 

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