非行の種類はこれです
よくある非行3つを、私見を交えて紹介します。
1 万引き
非行の王道です。ドロボーの烙印を得ることもでき、超えてはならない一線を完全に超えています。加えてお店にも迷惑を掛けるので、「オメェに関係ねーだろ」では収まりきるものではありません。
お店から被害届を出されれば「非行歴」がつき、法的にも非行と認められます。
ですがそれだけでは収まりません。万引きだけであれば「窃盗」ですが、その際に店員なんかを転ばせたり殴ったりして逃げていれば「強盗」となり、処罰が重くなるため一気に転落人生となってしまいます。
考えなしにするには、あまりにもリスクが高い非行と言えるでしょう。
2 喫煙
古今東西、不良のマストアイテムであるタバコを活用した行為です。しかしその正体は煙に覆われており、近づけば近づくほど実態がわからなくなります。
まず、吸えば死亡率を高めるはずなのに、どうしても理解が浸透しない健康へのリスク。
次に、未成年が成人からタバコを買ったりす与えた成人が処罰されるという未成年者喫煙防止法。タバコを吸っている生意気な子どもが被害者になるという大逆転現象です。
そして、曖昧な立ち位置です。子どもがタバコを吸うこと自体は犯罪ではありません。ただし警察官に見つかれば少年補導されるのです。
3 暴走
バイクで夜の街を仲間と走ります。
夜の街を疾走するという爽快感、騒音で他人に迷惑を掛けているという征服感、マシンを使いこなしているという高揚感、大人の世界をのぞいてみたい年頃の子どもにとってはピンポイントで欲求を叶えてくれる行為なのかもしれません。
走っているバイクを止めるというのはなかなか難しいものです。もともとバイクは不安定な乗り物のため、無理に止めようとすると転ばれます。無理に止めることはできません。
街中をスルスルとすり抜けて走るため、道路に何かを仕掛けて止めることも容易ではありません。
住民にとっても、周りの運転手にとっても、大事故につながりかねない危険な行為。
止めるのが難しいわりに、多くの人が迷惑を受けます。そのひねくれ度合いは非行の中でも群を抜くでしょう。
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