子育てにおいては「子ども第一」を捨てよ

2019.08.19 (月)

おそらく世の中の子育て中のほとんどの人は、「自分のことよりも子どものこと」を考えているのだろう。「自分の人生よりも子どもの人生」と思っているのだろう。そのこと自体は悪くない。親としてあるべき姿だと思う。けれど、だからと言って本当に自分の人生を犠牲にして子どもに尽くしていたら、子どものためにはならない。子どもを第一に考えることが、子どものためにはならないのだ。逆説的ではあるが、子どものことよりも自分のことを考えることが、子どもを第一に考えた場合に、求められる姿勢なのだ。

 

 

子どもにはどうなってほしいと親は思うのであろうか。おそらく多くの人が、「素直に成長してほしい」と思うはずだ。「世間に惑わされず、自分が『これ』と信じる道を進む人間になってほしい」と考えるだろう。そうであれば、姿勢を見せるべきだ。手本を見せるべきだ。後ろ姿を見せるべきだ。自分が自分の人生を後回しで、子どもに尽くしていてばかりでは、子どもが「世間に惑わされず、自分が『これ』と信じる道を進む人間」になれるだろうか。なれないだろう。やはり親も、世間に惑わされずに自分の人生を突き進むような姿勢が求められるのである。子どもにその姿を見せてこそ、子どもも「世間に惑わされず、自分が『これ』と信じる道を進む人間」を目指せるのだろう。

 

 

親も、自分の人生を大事にしよう。焦点を、子どもから自分自身に移すのである。「子ども第一」の考えを、「自分第一」に変えるのだ。子どもは第二や第三でいい。そんな自分の道を追求する姿が、子どもに気づきを与えるのだ。顔を近づけすぎては、部分が大きく見えるだけで、大局観に基づいた視点は得られない。子どもに対して「どうでもいい」などと軽く眺められる視点が、今の人たちには必要なのだ。

 

 

自分の人生を、親も考えるべきだ。それが遠回りして、子どもに直接の道を与えるだろう。自分の人生を考えるのだ。「自分の夢は何だろうか」「自分の趣味は何なのか「自分は昔、何に情熱を持っていたのか」そんなことを考えて初めて、素直な人生を歩むことができる。「親であれば、自分よりも子どもを優先して考えななければんらない」のように、世間の目を気にする必要なんてないのだ。

 

 

子育てなんて、結局はどう転ぶのか分からないものだ。親が子どもに対して優しく接していても、やんちゃな子どもになってしまうかもしれない。反対に、親が子どもに対して暴力的に接していても、相手優先で物事を考えるような人間に成長するかもしれない。結局は、「分からない」のである。

 

 

だから、分からないことで悩むのなんて、時間の無駄ではないだろうか。どんなに悩んでも答えが出るとも限らない。そんな風に顔を近づけて物事を見ようとするから、かえってそのもの自体が見えなくなる。カメラでも、あまりにも近づきすぎては、カメラの焦点が合わなくなる。いかに大事だからといって、子どもに顔を近づけすぎては、体全体が見えなくなる。顔を離して距離を置くことが必要になってくるのだ。

 

 

顔を離せば、それまで見えなかったかものが見えるようになるだろう。なぜなら視界が広がるからだ。子ども第一でいたのでは、いつまでもたっても子ども第一はできない。子ども第二とでも考えることが、子ども第一になる可能性を持っているのである。自分の夢に向かってまっすぐに進む姿こそが、子どもに与えるべきものだ。自分で見本になるべきである。自分が自分の気持ちに素直になって、一生懸命に人生を生きる。人目は気にしない。そのためには自分の価値観について知らなければならない。深く考えることが自分の価値観の発見につながるし、そのためには自分の時間を作らなければならない。おそらく、子どもがいたのでは、自分の時間を持てないだろう。気づくには、自分でたどり着くには、ある一定以上のまとまった時間が必要なのであって、自分のためにお金や時間を使おうとする姿勢が必要だ。

 

 

結局は、自分の人生を考えることであり、世間の目に惑わされないようにすることであり、深く考えることが必要なのだ。それは子育てにしても、同じである。子ども第一出ないことが、子ども第一になるのである。

 


 

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