小学生の子どもがこれ以上、財布から現金を抜かないように、何をするべきか
子どもが家族の財布から現金を抜く行為は、金品持ち出しと言い、17ある不良行為のうちの一つです。
人間がどういう要因で犯罪者になるのかは、未だはっきりとはわかりません。色々な要因が複雑に絡み合って、犯罪にいたるのです。不良行為をする子どもが将来、必ず犯罪者になるわけではありません。
しかし確かに、金品持ち出しも非行の入り口になるのです。ハードルの低い不良行為から始まり、非行が徐々にエスカレートする子どもも、確かにいるのです。立派な犯罪を犯して捕まった子どもでも話を聞くと、最初は犯罪にならないような小さい「悪いこと」から始まったのです。
そこで不良行為をした子どもの家族は、子どもに金品持ち出しをこれ以上させないために、自分たちの生活を見つめ直さなければなりません。犯罪に至らないうちに、小さい「悪いこと」のうちに、子どもの非行の芽を摘むために、自分たちの生活を見つめ直さなければなりません。
どこか、家族と子どもの間に摩擦ができてしまったのです。子どもと家族の間で、目指している方向に違いができてしまったのです。その違いを修正するために、生活を見つめ直すのです。
しかし、自分たちで自分たちの生活は、なかなか見つめ直すことができません。プライドがあったり、見栄があったりします。核家族では人数が少ないため、自分たちの殻に気づいてない事があるかもしれません。
だから、自分たちの生活を見直すには、第三者が必要です。自分たちの生活を、客観的な目で見直してくれる第三者が必要です。子どもにこれ以上、金品持ち出しをさせないために、第三者の目による生活の見直しが必要です。
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