小学生の、家族の財布からお金を盗む行為(金品持ち出し)を防ぐためにするべき事
家族の財布からこっそり現金を抜いてしまう「金品持ち出し」という不良行為。それを防ぐには、どうしたらいいでしょうか。
まず、お金を取られないように、キチンと管理する事です。取られない場所に現金を置いていたり、財布から現金を取られてもすぐに分かるように、管理する事。
しかし、この対策は即効性はあるかもしれませんが、根本的な解決にはなっていません。この対策では、子どもの心そのものは変えられないからです。子どもの心を変えるには、どうしたらいいでしょうか。
それは、子ども主体の生活を意識する事です。
子どもが好きな、子ども思いの親御さんが落ち入りやすい罠は、自分の願望や希望を子どもに押し付けてしまいやすい事にあります。子どもを愛すれば愛するほど「こういう考えを持ってほしい。」、「こういう行動をとってほしい。」と、ついつい子どもをコントロールしたくなります。
もちろん、なにもかも子どもに任せるわけにはいきません。危険な事や、行き過ぎる事は譲れません。
しかし、非行に走る子どもを見ていると、現実に適応できいない、現実と自分の希望の間に溝がある事が、非行への入り口になっているように思うのです。
子どもの希望を、親である自分の期待と違うという理由で拒否してしまわず、子どもの声に耳を傾ける事が必要です。子どもの声に耳を傾け、子どもの希望に応える事のほうが、一時的にはマイナスになっても、長い目で見れば、良い結果をもたらします。
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