非行に走る子ども、不良少年、チンピラって実際どうなの?

2018.04.06 (金)

非行に走る子ども、不良と言われる少年たち、チンピラのような風体の若者。彼らは実際どうなのか。どういう人間性を持つ者たちなのか。

 

 

「格好つけ」の域を出ておらず、幼い。というのが、私の彼らに対する印象です。格好つけて大人ぶっていて、背伸びして虚勢を張って生きている、という感じを受けます。おそらく彼らは間違った大人のメッセージを受け取ったのでしょう。未熟なセンサーを持つ者が、間違ったメッセージを受け取ると、こうなるのだと思います。

 

 

自分を抑えることができない故に、彼らのセンサーは未熟なままだったのです。多くの人は、自分を抑えることを覚えるから、未熟なセンサーを持っていません。相手を下に見たり、怒気を解放したり、威圧することが人間として間違ったことだ学ぶので、センサーは発達して、見えないものも感知できるようになります。色々な側面で物事を見られるようになります。

 

 

彼らのセンサーは未発達なので、色々な側面から物事を見ることができないのです。一方向からしか見ることができません。ワルであることが格好いい、逆らうことが格好いい、という側面からしか物事を見ることができないのです。ですから、これに即した情報しか、彼らのセンサーは集めることができないのです。

 

 

彼らのセンサーに引っかかるのは、同じようなタイプの大人が発したメッセージです。チンピラ、ヤクザ。人のことを考えない、自分勝手で威圧的な人間が発したメッセージを、彼らは受け取るのです。センサーが未発達で、それしか受け取ることができないのです。

 

 

子どもが非行に走るのを防ぐにはどうしたらいいか。非行に走る子ども、不良と言われる少年たち、チンピラと言われる風体の若者にならないように子どもを育てるには、子どものセンサーを磨くことです。多角的に物事を収集できるように、子どものセンサーの方向を広げることです。

 

 

知見を広げる、ということです。自分以外の価値観、自分とは別の考え、自分ではない人間を受け入れることです。多様性を認める、とも言えます。

 

 

おそらく子どもというのは、我が強くなるとワルであることに価値観を持つようになります。知見を広げなければ、視野を広げなければ、多様性を受け入れることを学ばなければ、威圧的な人間になるのでしょう。狭い範囲で放っておかれると、安易な方向に走るので、ワルであることが格好いいと思うようになります。

 

 

知見を広げるように働きかけましょう。多様な人間と接する機会を作るのです。自分とは違うタイプの人間が世の中に入る、ということを理解させるのです。そうすれば子どものセンサーは発達し、多角的に物事を感受できるようになります。

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