子どもの声を傾聴できないとはこのようなことを言う
子どもの事で失敗体験があったので、シェアします。
私は最近、ドローンがマイブームなんです。特に撮影をするでもないのですが、飛ばすのご好きなんです。
お正月のある日、子どもと一緒に屋外でドローンを飛ばしたんです。「凧揚げの代わりにドローンなんてしゃれてるなぁ」程度に思いながら。近所の公園の隅に行って、凧揚げしてる親子を横目にドローンを飛ばして遊びました。
私は楽しかったですよ。自分でネットで調べて買ったドローンですし。先端技術の粋に触れているようで。ラジコンの様なメカを操る楽しさもありました。自分の操作の下手さ加減も手伝って、「もっと練習してうまくないたいなぁ」とか「もっと安定した、安価なドローンがないかなぁ」なんて思ってました。
私が失敗したのは、子どもも一緒に楽しんでいると思いっていた事です。6歳の子どももドローンを操作することを楽しんでいると勘違いしていた事です。
次の日、仕事に行って帰ってきたら、玄関には母親と100円ショップで買ってきたであろう凧が置いてありました。どうやら子どもは公園でドローンを飛ばしていた際、他の凧揚げをしている親子を見てうらやましく思っていたようでした。
その後で、また一緒に公園に行って、今度は凧揚げをしたんですが、確かにドローンよりも凧揚げの方が子どもにとっては楽しいだろうし、何より健全だと思いました。
ドローン
・ 高価だし精密機械なので、扱いが慎重
・ 他の人の迷惑になるので、公園の隅で遊ぶ
・ 自身はその場でジッとしている
・ 風が吹かない方がいい
・ ひとりで操作するので、親子間のコミュニケーションは薄い
凧揚げ
・ 100円なので気兼ねなく、思いっきり気ままに扱える
・ 木にぶつからない様に、公園の中央付近で遊ぶ
・ 凧を揚げる際、思いっきり走り回る
・ 風が吹いた方がいいし、子どもも風が吹くと喜ぶ
・ 揚げる側と補助がいるので、親子間のコミュニケーションが必要
公園の真ん中を思いっきり走り回れるし、気兼ねなく扱えるし、子どもにとってどっちが楽しいかなんて明白です。自分が楽しいから相手も楽しいだろうなんて、自己満すぎですね。
子どもの声を傾聴できないとは、子どもの身になって考えられない事を言うのでしょう。
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