Kindleは帰宅直後のシャワーに似ている。電子書籍のメリット

2020.05.06 (水)

新型コロナウィルスの影響で、家での活動が増えている。外に出て活発的に動くよりも、家の中にいて静かに過ごすことの方が多いだろう。僕も家の中で過ごすことが多くなった。Kindleアプリで本を読むことも多くなった。

 

 

以前からKindleアプリを使って本を読んでいたのだが、以前にもまして読むようになった。というのも、Kindleアプリが便利すぎるからである。Kindleアプリにも陽と陰、メリットとデメリット、使い勝手のいい部分と悪い部分がもちろんあるが、主に使い勝手のいい部分について話してみたい。

 

 

これまで電子書籍を敬遠していた人も、「使ってみたい」と思えるはずだ。

 

 

Kindleアプリ最大のメリットとしては、モチベーションが最高潮の時に読めることだ。気持ちが一番高ぶっている時に、その対象のメリットを身に受けることができるのだ。夏の暑い日に仕事から帰ってきて一番にシャワーを浴びるのに似ている。欲する時に手に入れられる。

 

 

値段の高い買い物をするときを例に出すとわかりやすいが、その商品に対してのモチベーションが一番高まっているのはいつだろう。お金を支払っているときではないだろうか。例えば大型家電製品、冷蔵庫を買うとして、安い買い物ではないので簡単に買えるものではない。さんざん迷うはずだ。

 

 

「これを買ったとして後で後悔しないか」

「『やっぱり前の冷蔵庫のほうが良かった』とならないか」

「他の家族は許してくれるだろうか」

 

 

迷いに迷った挙げ句に「よし、買うぞ!」と気合を入れて、支払いに向かう。目の前には買わなくていい理由がたくさんと、買った方がいい理由が少しだけ。その中から買った方がいい理由を抜き取り、盲目的に信じて支払いを済ませるのだ。

 

 

冷蔵庫に対する「使いたい!」という欲求は、商品の支払いをしている時に最高潮に達する。

 

 

本も同じようなものだと思う。アマゾンでサイトを見ている時に、読んでみたい本と出会う。本という比較的少額の商品とは言え、お金を消費することに変わりはない。「買いたい、読んでみたい」という欲求と、「無駄遣いではないのか」という自制心との闘いが始まる。

 

 

欲求と自制心が混同して目の前に広がってる中から、欲求をわざわざ取り出して、実際に支払いをするのである。「読みたい」という欲求は、支払いの操作している時に最高潮に達する。

 

 

もしも紙の本であれば、ここからタイムラグが発生する。商品が宅配によって到着するのを待たねばならないのである。せっかく「読みたい」と思ってもすぐに読むことができない。読むことができるのは、だいたい翌日以降だろう。

 

 

けれどKindleアプリでは、このタイムラグが発生しない。「読みたい」という欲求が最高潮に達した瞬間、支払いとダウンロードが終わった後、次の瞬間には、スマホ内に書籍のデータが存在する。モチベーションが高い時に、対象を消費することができる。

 

 

勉強する際に大事なのは、自ら学ぼうとする姿勢だと言われている。職場でも、嫌いな上司から支持された仕事をイヤイヤこなすのと、好きな仕事を自ら率先してこなそうとするのでは、仕事の完成度に差が出てくる。自ら率先してこなす方が、いい仕事ができるのだ。

 

 

子どもの勉強ぶりを見ていてもわかる。子どもは正直なので、良くも悪くも義務感がない。好きな勉強は純粋に好きだが、嫌いな勉強もまた純粋に嫌いなのだ。好きな勉強は継続するので成績が伸びるが、嫌いな勉強は頻度が落ち、成績が伸びない。

 

 

モチベーションが高い方が、自分自身に取り込みやすい。身になりやすいのである。

 

 

確かに電子書籍は、紙の本に比べて頭に入ってこない。自由に書き込むことができないし、厚みがないので「今どの当たりを読んでいる」という把握が直感的にしづらく、全体を押さえながらの読書ができない。

 

 

しかしそれがどうしたことか。買ってすぐに読むことができる。モチベーションが最高潮の時に、一番身になりやすい精神状態の時に、その本を読むことができるのだ。

 

 

知りたいと思っていたことを、すぐに知ることができる。浴びたいと思っていた文章を、すぐに浴びることができる。シャワーを浴びたいと思った帰宅直後にシャワーを浴びれるように、である。

 

 

この繰り返しが、Kindleアプリの真骨頂だと思っている。「欲しい」「読みたい」「買いたい」と思った瞬間に買って読むことができて。しかも読み終われば、またわざわざ本屋に行かずともまたアマゾンのサイトで読みたい本を探すことができる。

 

 

PDCAサイクルの繰り返しとは少し違うが、「本を買って読む」「本を買って読む」「本を買って読む」という飽くなき反復ができるのだ。

 

 

色々な意見があるが、本は多読してこそ意味がある。本は読めば読むほど、読書としての価値が上がる。その理論を実践できるのが電子書籍であり、Kindleアプリでの読書なのだ。

 

 

新型コロナウィルスによる外出制限、自宅での自粛はまだしばらく続く。電子書籍を使って、Kindleアプリを使って、「本を買って読む」という読書の恩恵を十分に浴びてほしい。

 

 

 


 

 

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