非行を防ぎ、素直な子どもへ

「子どもが警察から補導されたのですが、学校に連絡されるのですか？「万引きやなんかで少年を捕まえた際、警察は学校に連絡をするんですか？」「警察と学校は連絡を密にとっているんですか？」

 

子どもが警察の世話になった際、「学校に警察から連絡が行くのかどうか」が、親としては気になるところだと思います。警察と学校は、「どの生徒が警察から補導された」とか「どの生徒が警察に捕まった」などと連絡を取り合っているのでしょうか。警察と学校は、お互いに連絡を密にしているのでしょうか。

 

答えはＮＯです。そんなに連絡を密には取り合っていないはずです。警察が少年を補導した際や、犯人として少年を捕まえた際など、学校に電話して「◯◯という生徒を補導しました」とか「◯◯という生徒を万引き犯人として捕まえました」という連絡は、基本的にはないはずです。

 

けれども、絶対にないかというと、そうではありません。連絡する場合もあります。例えば、引き渡す人と連絡がとれない場合です。万引きした子どもを捕まえた際、通常であれば警察から家族に連絡して、親に迎えに来てもらうのですが、連絡がとれない場合があります。

 

また、捕まった子どもが親への連絡を嫌がって、連絡先を言わない場合、学校に連絡して、家族の連絡先を聞くこともあります。

 

警察と学校はもっと連携を密にして、情報を共有した方がいいはずですが、現状では、それほど密に連絡を取り合っているわけではないのです。

 

 

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