子育てで学力を気にすることがない理由
子育てで学力を気にする必要はないです。もう気にしなくていいんです。学力なんか。学校のテストで何点をとったとか。学校の成績が、クラスで何番目だったとか。そんなことは時代遅れです。今すぐに頭から排除しちゃいましょう。
インターネットが登場していろんなことを知ることができるようになりました。もはや日本の片田舎に至って、世界最先端の流行を追うことができるんです。情報から隔絶された場所なんてないんです。どこにいたって、いろいろな地域の、いろいろな人の、いろいろな価値観を目の当たりにすることができるんです。
大量の人間の価値観に触れられるんです。何十億人という人間が住んでいるこの地球の、それぞれの人の価値観に接することができるんです。そんな多くの価値観があちこちに溢れている世の中で、ただ一律に学力を求めるなんて、視野が狭いにもほどがあります。
もし自分が望むものがあって、その手前に学力があるんなら、学力は身につけなきゃならないものです。そんな場合は学力を気にしてもいいのだと思います。それとか、学力をあげることに快感を感じたり、幸福を感じるのであれば、それも学力を気にしてもいいのだと思います。
ただ、「周囲を見てなんとなく学力を気にする」という程度であれば、学力を気にする必要はないでしょう。「先生から言われたから」とか「親から言われたから」とか「周りのクラスメートがしているから」という理由で、学力をつける必要はないでしょうね。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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怒りっぽさが優しさに、
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